yHxBt00271 さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
今までなんで見なかったのだろうか
舞台はヨーロッパのフランス、イタリア、スイスの国境に接するソビュール王国で、そこにある寄宿学校・聖マルグリット学園の図書館に最上階にいるヴィクトリカとソビュール王国に留学しに日本からやってきた久城一弥が出会うところから物語は始まります。
物語:{netabare} ~ WW1後からWW2終了までを描いた物語{/netabare}物語の構成としては、完璧に仕上がっていたかと思います。物語自体、ミステリー作品で人もたくさん出てくるので混乱はするのですが、なんとか理解できたような気はします()
ヴィクトリカという女の子を久城君が必死な想いでヴィクトリカに降り注ぐ悲劇から守るために動く、文章にしてみるととてもシンプルな男女間の人間関係で、ありがちな話ではありますが、事件の謎の方は、ミステリアスな雰囲気を醸し出しつつ、事件のトリックを聞いてみれば、納得できるものでとても見ていて心地よいものでした。久城が事件の犯罪者からヴィクトリカを守ったりするシーンなどは、何とも形容しがたい気持ちが湧き上がってきて、自分はこういう作品が好きなんだなと思いました。
声優:有名な人だけ特筆するとヴィクトリカの声優はみんな大好き悠木碧さん、久城一弥役は当時は初アニメ出演だった江口拓也さん、コルデリアの役は大人びたヴォイスで人気な沢城みゆきさん、グレヴィール役は子安さんと今、見てみると錚々たるメンバーで構成されているなと感じました。悠木碧さんに関してはツンデレだけど、どこか人を見下したような声はさすがだなと思わずにいられませんでした。また、久城を人質に取られてしまって自分と久城を引き裂かれてしまうシーンのヴィクトリカの号泣シーンは、感情移入して見てる自分も泣いてしまいました>< それだけに、見終わってみると、空虚な気持ちになってしまいました。
また時間が経てば、また見返して見たいと思いました。
キャラ:とにかくヴィクトリカがかわいい!と作中で数え切れないくらい思いました。ブライアン兄弟や母親などを永久に失ってしまっても、久城の手紙を頼りに日本にまで渡航してきて、久城とヴィクトリカが感動的な再会シーンは本気で泣いてしまいました。。
久城はヴィクトリカの指輪を、ヴィクトリカは久城からもらったペンダントを。どんなに辛い屈辱や試練を迎えても、それさえあれば、きっと再び会えるのだと。遠く離れていても、心だけは離れることはないのだと。そのような二人を見て、二人の間の深い深い愛を感じました。これこそが、日本の誇れるアニメだと主張したい。
作画:個人的には好きな絵でした。ヴィクトリカが着ていたヨーロピアンな黒い服などすごく可愛くて良かったかと思います。
音楽:OPや作中の音楽、そしてED.
共にとても良いものでした。カラオケで今度歌って見たいと思います()
最後に:ヴィクトリカを見ていて思っていたのですが‥
もう俺ロリコンでいいや()