かんぱち さんの感想・評価
4.8
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
ロボット系が苦手でも見てほしい
タイトルに惹かれて見始めました。
宇宙で「ヒディアーズ」と呼ばれる生命体と戦っていた軍人の少年レドが、戦闘から撤退中にワープに巻き込まれ、人型戦闘機チェインバー(会話型パイロット支援AI搭載)とともに氷河期の到来によって滅んだとされていた地球に来てしまったところからはじまるお話です。
「ガルガンティア」というのは複数の船が連結してできた巨大船団のこと。このガルガンティアでレドは様々な人と出会い生活していく中で、軍人ではなく一人の人間として生きることを学びます。
物語についてざっくり。前半(1~6話目くらいまで)、レドがチェインバーとともにガルガンティアでの生活に馴染んでいく過程も面白かったのですが、それほど大きな動きもなく、ちょっとゆったりしているかな?と感じました。ですが、後半から(ガルガンティアの住民から神聖視されている)「クジライカ」と呼ばれる生物が出てくるのですが、それ以降、レド(+一部の船団)がガルガンティアを離れる、氷河期到来前の地球・人類の姿などが明らかになるなど展開が早く、目が離せなくなりました。
詳しく言うとネタバレ…になるので書きませんが、これから見てみようかなと思っている方にはぜひレドのみならず、チェインバーにも注目しながら見てもらいたいです。
全話通して作画が綺麗で大きく崩れることもなく、キャラクターデザインも可愛らしいのでそれだけでもとりあえず見てみる価値はあると思います。