退会済のユーザー さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
初見印象:〇 導入は丁寧そうに思えます。
オンライゲームの下請プログラマー鈴木一郎(29歳)。
デスマーチ(休日返上と過度の残業、過労死しかねないほど延々と…延々と、続くプログラム作業)の合間に仮眠をとってたハズなのに、目が覚めたらファンタジ―ゲームのような異世界に居た。
しかも15歳の年齢で名前もゲームでよく使う名前「サトゥー」になり、自身の目の前にゲームのステータスウインドウが気軽に呼び出せる状態に。
さらに出くわした好戦的な蜥蜴人の大兵団に襲われ、最強魔法「流星雨(天から降り注ぐ巨大隕石)」で殲滅した為に「ゲームの成長セオリー」どうり、自身のLvが一気に310、大多数の戦利品、様々なスキル、「竜の谷の支配者」の称号を獲得。(チャララ、チャッチャッチャ~)序盤で一気にチート状態。
画面内を操作するゲームと違い、リアルに体感するゲームのような世界。サトゥーの前には何が待ち受けてるのか?(それとも夢オチなのか?)
「ファンタジー異世界」への転生・転移・召喚モノは昔から結構チラホラありました。
聖戦士ダンバイン(1983)・ゴッドマジンガー(1984)・幻夢戦記レダ(1985)・天空戦記シュラト(1989)
魔法騎士レイアース(1994)・神秘の世界エルハザード(1995)・天空のエスカフローネ(1996)・エルフを狩るモノたち(1996)
十二国記(2002)・今日からマ王!(2004)・ゼロの使い魔(2006)・異世界の聖機師物語(2009)・アスタロッテのおもちゃ!(2011)・DOG DAYS(2011)
2010年あたりからラノベや「SAO」の成功(?)により、ファンタジーゲーム要素を取り入れた作品が(便乗するかのごとく)堰を切ったように氾濫する昨今。
ソードアート・オンライン(2012)・問題児たちが異世界から来るそうですよ?(2013)・ログ・ホライズン(2013)・アラタカンガタリ(2013)・アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者(2013)・ノーゲーム・ノーライフ(2014)
オーバーロード(2015)・GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり(2015)・この素晴らしい世界に祝福を!(2016)・灰と幻想のグリムガル(2016)・Re:ゼロから始める異世界生活(2016)
幼女戦記(2017)・ナイツ&マジック(2017)・異世界はスマートフォンとともに。(2017)・・・・・(幾つか未視聴アリ)
ファンタジ―異世界にチート過ぎる少年主人公といえば、粗目な作画とチープ展開で評が宜しくなかった「異世界はスマートフォンとともに。」が記憶に新しいところですね。本作はそれをブラッシュアップしたような雰囲気。
見た目が少年、中身は大人で社会人視点で進む様なので「オーバーロード」のような慎重探索型になりそうかも。こういう進行だと視聴者側にも判り易く順を追ったゲームプレイみたいで楽しく思えます。しかしストーリードラマとしてはどうだろう?
時たまキャラが浮いたようなカットが気になるところですが「帰還方法は後回し、とりあえず異世界観光!」とサトゥーも公言してるので、これからの展開を気楽に見ていきたいと思います。
2018.04.01
【視聴終わって】
こちらも「異世スマ」と同じく、謎の伏線立てて中途終わり。二期にいけるかどうかチョット疑問?
サトゥーがハーレム状態にありながら、色恋よりゲームめいた世界の探求心が強いというところが好感的(?)で、さすが「(良識的な)大人」。
(しかしスートリー盛り上げ要素の為にちょくちょく入るエロハプトラップ)
最近のファンタジーゲームでもあるのかどうか良く判りませんが魔法の合成・解析・創作というのは目新しかったと思います。(そういえば「高速呪文詠唱」って士郎先生の「仙術超攻殻orion(1991年)」で蛇目博士がやったらこんな感じなんだろうなぁと、感慨にふけったりして)
次々とスキルや称号を獲得していくサトゥーですが画面に出てくる称号&獲得スキルの「表示」が小さすぎて、小さな画面で視聴していると何を獲得したのかわかりづらかったです。
面白味としては、微妙なところ。主人公・サトゥーが(やや)チート能力で異世界探訪。トラブルに遭えば、変に目立つと厄介なので極力目立たない気味で解決。人柄も優しく周りから好感を持たれている・・・もうリア充すぎてやっかむ人もいそうな気がします。(笑)