「君の名は。(アニメ映画)」

総合得点
91.2
感想・評価
2514
棚に入れた
11503
ランキング
39
★★★★★ 4.1 (2514)
物語
4.1
作画
4.5
声優
3.9
音楽
4.2
キャラ
4.0

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ネタバレ

ヲリノコトリ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

今後も期待してます!新海さん!

【あらすじ】
 出会うはずのなかった二人に起きた小さな不思議。しかしその本当の意味を、彼らはまだ知らなかった……。2016年夏、日本中でブームを巻き起こした、新海誠監督の名作。

【成分表】
笑い★★☆☆☆ ゆる☆☆☆☆☆
恋愛★★★★☆ 熱血★☆☆☆☆
頭脳★★☆☆☆ 感動★★★★☆

【ジャンル】
ファンタジー、恋愛

【こういう人におすすめ】
中高生。カップル。綺麗なアニメ見たい人。

【あにこれ評価(おおよそ)】
80.6点。良作。ただ世間の盛り上がりよりは評価低め。

【個人的評価】
特には。5センチのほうが好き。でもこの監督が本当に向かいたかった方向はこっちなのかなって思った。

【他なんか書きたかったこと】
{netabare}  なぜ千年後じゃない!?
 っていうこの一言が書きたかった(笑)
 なにかというと、二人の間の時間です。実は映画館でも見てたんですが特にレビューすることなく忘れてました。年始にテレビでやってたのと別のレビューで触れたので思い出してレビュー書きます。

 以降、ほんともう私が悪い話です。
 予告編を見たときから確信してたストーリー展開があったんですが、ものの見事に外れてたんで全然素直に見れませんでした。
 それが、「二人の間には千年の隔たりがある」っていう私の妄想の設定。
 だって「千年に1度の隕石の年に起きる奇跡」で、「明らかに隕石が落ちたと思われる地域」があって、恋人が出会えないことに定評がある(少なくとも私はそこを評価している)新海監督ですよ!?
 男の子が現代で、女の子が千年後の未来なわけですよ!女の子の地域はちょっと変わった風習のある現代の田舎に見えるんだけど実は未来なわけですよ!で女の子と男の子には何らかの因縁があるわけですよ!だから丁度千年の時を経て、丁度同じ年齢の男女の意識が入れ替わるわけですよ!でも二人の時間は千年も離れてるから恋人になるなんて絶対無理なわけですよ!
 そして男の子に降り注ぐ隕石!でも今わの際に男の子は女の子に警告するわけですよ!「千年後の君にも同じことが起きる!逃げてくれ!」と最期に言い残すわけですよ!千年前の恋人の死に泣き崩れる女の子!しかしそこに、男の子にそっくりな青年が現れるわけですよ!
 「やっと会えたね」
 なんと彼は千年前の男の子の生まれ変わりで、千年前の記憶をもってるわけですよ!そして二人は村人を救う!そしてすべてが終わった後で二人はキスをする。「今日会ったばかりなのにね」「違うさ。僕らは千年前から会っていたんだ。……ところで」 「「君の名は?」」 ♪きみのぜんぜんぜん♪!!

 っていう妄想を、私はチケット買いながらしてたわけですよ!
 なに3年って!どっからきたの!なんで名前忘れたの!てかなんでこの二人なの!なにこの映像!むっちゃ綺麗なんですけど!
 っていうのが私の感想でした。
 まあでも新海さんが大々的に知られて嬉しかったです。
 ラッドは、ちょくちょく作ってるバカみたいな恋の歌は好きだったんですが、マニフェストらへんから聞かなくなってました。でもまあいいよねラッド。

 私は新海誠ファンというよりは秒速5センチメートルファンで、最初のガンダムみたいなのは覚えてますが、「雲の向こう」は見たはずだけど記憶なし。星を追う子どもは断念。「言の葉の庭」は限りなくマルに近い三角みたいな評価です。
 特に星を追う子どもや今回の作品を観て、たぶん新海さんは私みたいな深海を好む変なうねうねした生物に向けてじゃなくて、もっと一般受けする作品が作りたいのかなあと思ったりしました。それこそジブリのような地位を目指しているのか。
 むしろ5センチのほうが新海さんの作品の中で特異なのかなあ、と。

 しかし!この息をのむような映像美は放っておけない!
 新海さん!あともう一作品でいいんで5センチみたいな深海系を作ってください! {/netabare}

投稿 : 2018/01/23
閲覧 : 406
サンキュー:

33

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