buon さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
分岐点 ①天下一武闘会 ②いきなり頂上決戦 ③その他 ※私は原作読者
ちなみに③は色々あって、
A 他の要素を足す、あるいは方向転換(例:料理→Loveと料理少々)
B 年代が変わる(例:大人編)
C 実は父親(親友・彼女など)がラスボス
D その他のその他
でまさかの予想だにしなかった好みとしてマイナス方向への転換③Dとなった。
まず、
1年生のソーマが必ず戦わなければならない相手が現No.1。
年齢が違うので卒業する前に何かしら戦うお膳立てをしなければならない。
あとは親父が「イイ女に出会うこと」的なこと言ってたし、
その他フラグはビンビンのビンビコリンなのでそっち方面に話を膨らませることもできる。
そこで出てきたのは、とーつきの頭を取っ変えるという荒業。
正直、その発想自体には驚き感心した。
色々あったけど、まず十傑って言ってるから少なくとも
その10人は登場させないとならない。
味方にしろ敵にしろ、人数が増え続けると作品をおもしろくするのムズイんだよね。
ファインダーを絞って、
一度に写す被写体は少なめに、
そうすれば複数の物語を描いても、そのまま話を続けても、
あんまり飽きない。
あとは~原作を読んでね♪
ここまで好き好んで観て読んできたので結末を見届ける所存です。
さて、長い前置きここまでで、
自分は学園祭までは好きだし、割とおもしろいと思う。
アニメとしての作品も展開はともかく、
演出とかは変わらず、なかなかおもしろいよー。
料理の優劣って、食べられないので視覚として文章として分かるようにしなければならない。
んで、料理漫画って途中からよく分からなくなる。
何が優れて何が劣っているのかが。
Mr.味Boy とかだと大抵何かしらの落ち度の有無で白黒付けてたり、
香りが1つなのか、2つ以上なのか、
食感や舌ざわりとかそんな要素の多さで競ったりする。
あのノリと勢いが飽和してきた中で、
戦いを彩るのは至難の業。
トップを変えることで学園のシステム自体を根本から変えるってのは中々面白い。
システムやルール自体変えるってのはないことではないが。
私はただ、ただただあのノリと勢いとエロスを豪快に味わうことと、
ソーマが誰とくっ付くかだけを楽しみにしていたので、
余計な要素がメッチャ増えた。
いいよ、えりな様のとーちゃんとか。
葉山をブッ倒し、
タクミと熱戦を交わし、
えりな様に「うまい」と言わせ、
一色先輩と第一席と十傑の何人かブッ倒して、
そして秘書子か幼馴染か田所と結ばれ、
食医 幸平、食事処 幸平、旅館 幸平、
からの子どもがとーつきに旅立つEnd
とかそんな在り来たりのが見たかった。
せめて、誰とくっ付くのかそこだけは描ききってもらいたいところです。
早く終わらんかなぁ。