「新世紀いんぱくつ。(Webアニメ)」

総合得点
57.8
感想・評価
17
棚に入れた
58
ランキング
6870
★★★★☆ 3.5 (17)
物語
3.2
作画
3.7
声優
3.7
音楽
3.5
キャラ
3.2

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ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

第3新東京市でもきっと、普通の中学生は普通の青春を送っていたわけで。

[文量→中盛り・内容→考察系]

【総括】
日本アニメ(ーター)見本市の作品群。監督は、「花とアリス殺人事件」でCGディレクターを務めた、「櫻木優平」さん。

エヴァの世界観を踏襲しているが、、、まあ、観てのお楽しみですね♪ 映像も綺麗だし、エヴァ好きなら観てほしいなと。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
エヴァ好きとしては、見慣れた制服や看板を観るだけで嬉しくなる。主役の女の子達は、エヴァの世界では「モブ」なのだろうが、本作では「主役」だ。

バンドを組んでいた親友が疎開する時の別れを描いている。途中に、(女の子同士の)キスシーンがあるが、あれは「百合」とは別のものだと感じた。

多分、彼女らは「明るい未来」を語りながらも、「今生の別れ(死別)」を覚悟しているのだろう。そんななか、自分の(儚い)人生に、何らかの「ドラマ」を求めているように感じた。「意味ある生を送りたい」というのは、誰しもが抱く思いだ。それが、「キス」であり(とはいえ、男の子とヤケッパチでキスが出来るほど、大人ではない)、語る「夢」であり、「肉屋のメンチカツを買い食いする」という日常である。刹那的で尊い輝きを放つ彼女らの「生」を目の当たりにすると、惰性で生きている我が身が恥ずかしくなってくる。

死の間際のハルカが、碇ゲンドウと同じポーズをとっていたのにはどんな意味があったのだろうか? 最後にハルカの命を奪ったのは、使徒ではなく、同じ人間だった。
{/netabare}

投稿 : 2018/01/17
閲覧 : 501
サンキュー:

17

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