まにわに さんの感想・評価
3.1
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
物語でありさえすれば本でなくてもよい理屈はわからないでもないが
本が大切みたいな感じで始まっているが、本棚に並ぶ本の装丁が手作り感なのは、非常に印象が悪い。
1話:
{netabare}裸に原書は、見た目とかアイデアとか面白いと思う。
意味合いとしては、原書=空想の間違った使い方とか、原書の扱いも知らない赤子のような存在とかだろう。
それと、本(虚構)が現実になるなら、空想でしか言えなかったことが現実でも言える、という流れがあって、それ自体はよいのだが…
しかし、そこに到るまでの、本と物語と空想の位置づけがどうにもわかりにくい。
推測するに、空想を咎められ、本を読むのも止められつつある彼女の現状がありそうで。話的に、わかりにくいのが正しいということになりそうで。
一応考えてみたのだが-自分の物語を構成するはずが、現実にならないために想うだけで終わるのが空想。
でも、本で空想が現実になりそうだし。本と物語と空想、どれが大事なのか?
問題はやはりあの本棚の本にあると思う。話の展開によってはあれが正解なのかもしれないが。{/netabare}