天地人 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
シンSFスーパー英雄(?)列伝77
西暦3×××年、世界は電磁波爆弾の炎に包まれた。
あらゆる生命体は絶滅したかに見えた。
だが、人類は死滅していなかった・・・
チャチャチャチャ~チャチャチャチャン♪ユア~ショック 愛で空が落ちてく~る(違)
まあ、火の七日間(それも違う)を生き延びたわずかな人類の物語ですが、最終回を除くとほとんど2人しか声優がいらないという奇跡(おいっ)のような作品でしたね。
とにかくチトとユーリ以外、ほとんど出てこない、そしその2人がひたすら旅を続けるだけの物語なので、最初は1話観て切ろうかと思いました。
ただ、観てる内になんか味が出てきたというか、それが面白くなって最後まで観てしまいました。
ただ、作画は決して良いというレベルではなく、復元とはいえ2人が乗るケッテンクラートや三八式歩兵銃が何故使われているのか?
どうも技術レベルが混在しているのが、気になってしまいました。
原作は未読なので、「渚にて」のようにゆっくり終末を迎えるのか、それとも新たな始まりとなるのか分かりませんが、淡々と旅を描いていく作風は良かったです。
最終回の二人のセリフ
「昔の人々がどんな暮らしをしていたのかとか服とか言葉とかさ」
「何でそんな事知りたいの?」
「なんでかな?」
・・・それはTVの前の視聴者が知りたいからだよ(待て)