ようす さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
マイクとサリーは、こうして出会った。2人の物語の前日譚♪
2001年に公開されたモンスターズ・インクの続編。
この「ユニバーシティ」は2013年公開なので、
10年以上経過しての続編なのですね。
「モンスターズ・インク」はとても好きだったので、
こちらも期待していました♪
期待を裏切らない、楽しい作品でした^^
100分ほどの作品です。
● ストーリー
マイク・ワゾウスキは、
小さな体のモンスター。
小学生の頃に訪れた“モンスターズ・インク”で
“怖がらせ屋”の仕事を見て、憧れるようになる。
夢を叶えるため、
マイクはモンスターズ・ユニバーシティの“怖がらせ学部”に入学した。
「モンスターズ・インク」の主人公、
マイク&サリーの過去の話になっています。
時系列的にはこちらが先ですが、
前作を見ているからこそ楽しめる内容となっているので、
先に前作を見ることをおすすめします^^
もちろん、この作品単体でも十分楽しめるのですけどね。
こちらの予想を軽々と超えていくストーリー展開なので、
観ていて飽きることがありませんでした。
よく考えられています。
脚本に力が入れられているのがよくわかる。
モンスターという設定を上手に活かしていて、楽しいし♪
前作もよかったけれど、
こちらもよかったです^^
シリーズとして、
より深みが出たように思います。
● 同時上映「ブルー・アンブレラ」
同時上映される短編映画を私は毎回絶賛している気がします。笑
今回も絶賛します。笑
「これもアニメなのか。」と奥深さにうならずにはいられない。
実写のようだけど、実写ではない世界。
街のものを顔に見立てるって、
子どもの頃は特によくやったと思うけれど、
アニメとして手を加えると、
本当に生き物みたい。
さらに、
表情の違いがそのまま個性という名の味になっていて。
もうね、すごい。
すごすぎて、言葉にならない。笑
台詞はありません。
代わりに音楽が、場面の心情をすべて表しているといってもいいぐらい。
場面の心情と音楽の盛り上がりや静かさとの合わさり方が、
怖いぐらいに絶妙なの。笑
いやー、ディズニーの短編映画集ほしいわー。笑
● 音楽
前作同様、ランディ・ニューマンが担当。
場面にふさわしい音楽ばかりで、
ついついBGMに耳を傾けてしまいます♪
まるでディズニーランドにいるみたい。
アトラクションを体験しているみたい。
ブラスが心地よい重厚な音楽。
これぞディズニーの音楽だ♪
● まとめ
息ぴったりなコンビ、マイク&サリーが
どのように出会い、どのように絆を深めていったのか。
それがよく伝わってくる、
いい続編だったと思います^^
モンスターズ・インクシリーズは、
私のお気に入り決定です♪
望んだ才能がなくても、
自分だけの才能を自信と努力によって育てたマイクはすごいなあ。
何も気にせず突っ走るマイク、
そんなマイクを後ろからそっと支えるサリー。
うん、いいコンビ^^