蒼い✨️ さんの感想・評価
2.4
物語 : 1.0
作画 : 2.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 1.5
状態:観終わった
腹筋に響かなければ、観なくて良いよ?
アニメーション制作:神風動画
2018年1月 - 3月に放映された全12話のTVアニメ。
原作は、『まんがライフWIN』に連載されているweb四コマ漫画作品。作者は、大川ぶくぶ。
シリーズディレクターは青木純、梅木葵。
【概要/あらすじ】
背が低いくて丸っこい14歳の少女・ポプ子、背が高くて凄く顔が長い14歳の少女・ピピ美が、
繰り広げるシュールでナンセンスなク○アニメ。
ストーリー?そんなもん、あるかああああ?
文句があるなら、竹書房に言!え!!よ!!!
【感想】
筆者は東方幻想郷の同人を描いていたという話。
他の作品では見られないオンリーワンの個性が珍しいもの好きの人たちの目にとまり、
ネット上の口コミでフォロワーが増えていった漫画作品が原作なのであるが、
実際に読んでみると落書きみたいな絵、コピペでコマ使い回し、ぐだぐだした意味不明なギャグ。
多分、作者もオモシロイと思って描いてない代物であり読み手をかなり選ぶ。
最初は『マジカヨ?』と奇異の目で関心を持たれるが、読んだページ数が増えれば増えるほどに、
既視感で飽きてくる。ギャグ漫画全般の課題でもあるが、奇抜さしか無いこの漫画では致命的である。
これを好むのはドッグフードを人間様が『ウメー!ウメー!』と貪るようなイメージである。
『さてはアンチだなテメー』と返されても無理からぬ酷いことを、
自分でも言ってるとは思うが気にしない。
ともかく、こんなものがアニメ化されるのだから世も末であるし、
原作自体が初見ではともかく2回以上読めば眠くなってくる程度の物であるから、
これをそのままアニメ化しても絶対に面白くならない。
面白いアニメにするために神風動画は、構成やキャスティングで工夫をして頑張っていると思う。
ただ、他のアニメが真似をしちゃいけない禁じ手だらけではあるが。
キワモノアニメではあるが、原作のキチノリをアニメ向けに昇華している。
それは、『ウゴウゴルーガ』を参考にしたバラエティ番組風の作りであり、
笑いのとり方は毎回担当が変わる、ポプ子とピピ美役の声優の力量におんぶに抱っこではあるが。
そういや、懐かしの『テックサターン』『テックウィン』のCDに入ってたデジタルコンテンツ?
のギャグコーナーに雰囲気近いわーと映像化されて思った。こっちのほうが手間暇と金をかけてるけどな!
原作者・大川ぶくぶ、出版元の竹書房、制作会社の神風動画も認めるク○な作品であるのには違いがないが、
これは金と手間をかけて作られた豪華なク○アニメなのである。
まあ、そんな性質のものがアニメになってしまったのだから、『つまんねーわ!ポイッ』されても仕方ない。
これ見てゲラゲラ笑う人の大半は、サブカル○ソ女だろーし。
サブカルク○女が好む、“カワイイ”がポプ子・ピピ美なんじゃないかな?
ブサカワイイ少女が釘バット持っておんどれーとかいうキャラ付けを見るとね!
断言しよう!このアニメを測る物差しは、あにこれの利用者の大多数には当てはまらない。
客層が違うんだから、酷評系レビューが大量に投稿されたとしてもしゃーないよね!
原作者は悪くない。竹書房も神風動画も悪くない。
このアニメに文句があるのなら、アニメ化を考えたスポンサーである指定暴力団・キングレコードに物申すべきである。
個人的には、毎回変わるキャスティングでハマった時は面白かったかな?
1話だけで切るつもりであったが2話目を観たら私の好きなベテラン声優がコンビで吹き替えをしていて面白かったので、
最後まで観てみたんだけど、2話目Bパートのコンビを超える配役は無かったかも。
元々好きな『あんきら』の歌とか、リア充皆殺しネタとかツボった部分もところどころあったんだけど、
声優を変えたところで毎回再放送はだれるし、いつもいつもAC部を同じ内容で繰り返すのは無いわ~っということで、
評価が芳しくないアニメ作品でしたな。途中で何回か寝ちゃったし!
とりあえず、言いたいことはこれで全てかな?
これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。