蒼い✨️ さんの感想・評価
1.4
物語 : 1.0
作画 : 1.5
声優 : 1.5
音楽 : 2.0
キャラ : 1.0
状態:観終わった
無気力紙芝居アニメ★タイラー?
アニメーション制作:アニメーションスタジオ・セブン
2017年7月 - 9月に放映された全12話のTVアニメであり、
1話あたり3分30秒のショートアニメ。
吉岡平のライトノベル『宇宙一の無責任男』シリーズから派生したアニメ作品であり、
放送終了後に原作者による小説版が刊行されている。
監督は木村寛。
【概要/あらすじ】
ジャスティ・ウエキ・タイラーの死後から数千年の遠い遠い未来。
汎共和国は衰退し帝国群も滅んだ遥か未来の話。
宇宙は争いもなく平和そのものだった。
主人公は、太陽を覆うダイソン球で生活をし、
ゴミ拾いを生業としている少年のバンジョー・ウエキ・タイラー。14歳。
バンジョーという楽器を弾きながら鼻歌を歌い、いつも楽しそう。
彼はゴミ箱型汎用お手伝いロボのヤマモト372号をパートナーに生活していた。
そんな彼らが古代ラアルゴンの宇宙戦艦を発見する。
艦内には赤い髪の少女が冷凍保存されていた。
彼女の名はゴザ168世アザリン。ラアルゴンの皇帝であり2000年の眠りから覚めたという。
この日から、二人と一体によって神聖ラアルゴン帝国の再興を目指すことになったのだが、
タイラーはお気楽極楽の風まかせ。さて、どうなることやら?
【感想】
一言で言えば、安い紙芝居。EDの一枚絵カットはそれなりに頑張ってるけど、
作中の作画はへちょいし、動きが無さすぎ。
しかも、物語をナレーションで処理しまくりでアクションも大してなく、
ピクチャードラマごっこの紙芝居で、本当に動かない回もあるし、
どんだけ手抜きなんだと!!ショートアニメなだけに余計に気になる!
もとから予算が無かったのか?中抜きされたのか?
手抜きして浮いた金をプールしたのか?と勘ぐってしまう。
主人公のタイラーの声が変声期前の少年ですら無い女声だし、
感情が無くて空っぽすぎて芝居として疑問。えっと?これ、誰得アニメなの?
それでも、面白いと思わせるものが何かしらあれば評価できるのですが、
ネタとしてもギャグとしてもシナリオがプロの域に達していなく、視聴していても時間の無駄。
旧作ファンからみても、かなり微妙な出来じゃないでしょうか?
最終回は良い話っぽく終えたのですが、全体的な圧倒的な安っぽさからみれば瑣末。
そもそもが軽いノリのアニメを作るにしても、
計算して創意工夫をして面白くしようと努力するのがプロでしょう?
コントでも本物のプロは会議やリハを徹底して芸に妥協がありません。
スタッフに本当にやる気と情熱が無さそうで、適当に作りました!感が漂うアニメ。
もし、本気で全力でこれを作ったのなら業界に向いてない。
世の中には本当にどうでも良いアニメが存在するんだな!ということで、
このような点数となってしまいました。
アニメーションスタジオ・セブン?
あれ?これって、僧侶と同じアニメ制作会社じゃない!
この会社って面白くないアニメが多い気がしました!!
これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました