abe2 さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態：今観てる
とんでもないのが来たなという印象
すごすぎる。
設定にあの鈴木貴昭を起用。
緻密に描かれた二十世紀初頭のヨーロッパ風な世界はまるで現実そのものだ。
そのどうみても現実にしか見えない世界には21世紀でも実現不可能な程の高性能な義手が存在しており、これはありそうでなかった異色の組み合わせだ。
いったいこの世界の文明はどうなっているのだろうと非常に興味をそそられる。
またこの作品に出てくる代筆屋なるものが異様にバストを強調しておりこれもあまりにも当時の文化に似つかわしくない。
これは代筆屋が別の時空間から転移してきた存在なのか？あるいは壮大なメタフィクションへの布石なのだろうか？
少女が塹壕戦で敵陣地に向かって突撃して白兵戦を行うのもとても斬新だ！
これもなぜ少女が兵士として戦っているのかという疑問が湧いてきて興味は尽きない。
不可解な点がどのように解決されるのか楽しみでならない。
3話まで観て
これアニメ化したらダメなやつか？
あ〜ここ小説だと文章で心理描写してるんだなあって思える場面がちょくちょくあった。
面白いけどいろいろひっかかるんだよね。
いやおまえそこまでできるなら前回のダメっぷりは何だったのよ、その程度で変わるなら誰か何か言ってやれよって。
まあゲストキャラの「生きてて良かった」の台詞が絡んでくるんだろうけど。
その辺も原作と上手く噛み合ってないのかな。
それはともかく所々で石立監督の色彩感覚の凄さが垣間見える。
アニメに色で実在感を与えられる数少ない演出家だ。
追記
4話であれ思い出した。裸の大将。そう考えるとまあ評価のハードルは低くなる。ゲストキャラ周りを面白くすればいいし実際それができている。政略結婚の話も面白かった。キノみたいな感じかな。ずっとそれをやっていればいいのな何故それをやらない。
