退会済のユーザー さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.5
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
よりダークになった喪黒福造
旧作の喪黒福造のプロットは
あくまで悩める対象者が居て、その人物の悩みを解決してやり、「ただし、約束は守ってくださいね」と釘をさす。
しかし、おおむね、うまく行っていたにも関わらず、調子に乗りすぎたり傲慢になってた対象者は約束を破ってしまい、その結果、災難にあってしまいます。
ただし、その災難も「災難」「不幸」程度で「破滅」とまではいかず、まあ人生やり直しは可能な状態といった感じでした。
しかし、今作の喪黒はダークさと悪意がパワーアップしています。
時には別に悩みも無いか大した悩みでもない対象者に能動的かつ無理矢理からんで対象者の平和な生活を滅茶苦茶にしてしまう事もあります。
何とか人生やり直しも可能な人物もいますが、中には「破滅」クラスの災難にあってしまう対象者もいます。
旧作の喪黒はもっとマイルドでしたし、対象者に親切な忠告や助言をする事もありましたが、今作はかなりダークです。
しかし、実は原作の喪黒はこんな感じでした。
つまり、今作は原作に忠実になっているのです。
{netabare}一話Bパート「ご利用は計画的に」、三話Bパート「ああ、愛しの583系」、六話Bパート「かいぶつかします」は対象者は破滅に近いです。
対して七話Bパート「ママ友のおきて」、十一話Bパート「私はアイドル」はまあハッピーエンドとも言えない事はないですね。あと八話Aパートの「マム子」は夢魔子から来ているのかも? 喪黒と夢魔子は知り合いでもおかしくないかもです。 {/netabare}