丸米 さんの感想・評価
4.3
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
やってくれました
無事、最終回を見終わったのでレビューを更新したいと思います。
正直なところ、物語としては、はじめからラストがある程度見えていた作品です。1話を見れば「大体こんな展開でやるんだろうなぁ」というのがわかってしまうということです。
ただ、毎度毎度テンポが素晴らしく、主人公たちが少しずつ成長していく(雑……になっていく?)ところに爽やかさというか、心地よさを感じるわけです。
奇抜な展開があったり、大どんでん返し!みたいなのがあるわけではないですが、かといって、所謂「日常アニメ」的な甘ったるさはありません。
羽ばたきたくても羽ばたけない、一歩進みたくてもなかなか踏み出せない人たち、まぁ要は私のような凡人のことですが、そんな人間が、「いっちょなんかやったろか!」なんて思えちゃうような作品です。なんかやったろかな。
いつも通り酔ってて書いたので、尻切れとんぼみたいな文章になってしまいましたが何卒ご容赦を。
******以下、以前のレビュー******
2話まで拝見しました。相変わらず酔っているので文章がいいかげんです。
まだまだ始まったばかりですが、掴みはかなり良いと思います。
少々テンポが早すぎる部分はありますが、中高生のころの、「とにかくデカイ何かをしたい」というとても曖昧な、かつ強烈な衝動を久しぶりに思い出せたような気がします。(今年から社会人になる私にはなんとも微妙なお話ではありますが笑)
制作はマッドハウスですが、マッドハウスのテレビシリーズの中でも独特で良い作画、撮影、プロットです。
所詮視聴者ではあるので、エラソーなことはいえませんが、本気で作られた作品だと思います。
私だけかもしれませんが、中高生のころというのは、将来どうしようかと思いつつも、なかなか実感がわかない、それでもなんとなくデカいことをやらかしてやりたいという気分があふれる時期なのだと思います。
実際は結局何もできなくて、なんとなく流されるままに大学生になったり就職したりして、という人生を送ることが大半で(私もそうです)、結局大きなことなんかできなかったりするんですが、それでも、この作品のように、非現実的であってもそれを叶えようと努力して、ひたすら夢に向かって突っ走る主人公たちに胸を打たれる部分があるのではないでしょうか。
デカいことをするだけが人生ではないと思います。
目標があって、そこに邁進するだけが人生ではないと思います。
仮に世間に流されていたとしても、それでも、自分自身の力で生き抜いていることは、間違いなく正しいことだと思います。
ですが、やっぱり、夢を持ったり、無謀そうに見えるような目標を掲げて、そこに邁進している人たちに憧れを持つところがないわけではありません。
今、中高生の人たちであれば、自分が何をしたいのか、今、社会人の人たちであれば、自分が何をできるのか、今一度考え直してみて、そして改めて進んでみてもいいのではないか。
そう思わされる作品になるように思います。
相変わらず酔っ払った状態のレビューですのでカスみたいな文書になってしまいまして申し訳ありません。(シラフでちゃんとかけばちゃんとかけますよ!(多分))
でも、ヘタなハリウッドをみるよりもはるかに面白いものを見せてもらえると、私は信じています。