四文字屋 さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
安全安心のきらら系だけど、主人公・ハナちゃんが、高校入学式の前に「ちゃんと高校1年生に見えるかな?」と姿見に制服姿を映して心配していたのには、ちゃんとした理由があって、
きらら枠だからと思っていたから、
冒頭で、
「ちゃんと高校1年生に見えるかな?」という
ハナちゃんの言葉に
下宿先の管理人をしている親戚のシオンさんが、
「大丈夫。中学1年にだって見えるよ!」
なんて答えたり、
天然系コス好きぶりを発揮して、
多分立派な大人なのに高校の制服を着て
「いっしょに外出しよ?」とハナちゃんを誘ったりして、
{netabare}ナイス!
ミスリード。
大学浪人とは違うからねえ。
15歳のときの1年って精神的に大変だよね。
過保護に見えたハナちゃんのパパママの心配も理解できるし、
過保護なぐらいに育てられた感じの女の子なのに、
実家から遠く離れた場所で暮らして、
高校もその近辺で選ぶって、
そうせざるを得ないんだろうな、と納得出来てしまう。
そんな感じに、冒頭の言葉が最後に意外な重さで効いてくる。
タイトルの意味もそこにあるという訳だね。
{/netabare}
でもまあ、早速、
善良そうなクラスメイトに声掛けられたりして、
スロウかも知れないけど、
高校生活を順調にスタート出来そうで、
取り敢えずは、よかったよかった。
作画は安定しているし、
動画もぬるぬる動いているし、
これは視聴継続決定ということで。