鸐 さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
クソアニメとは
1話感想
このアニメ、「どうあがいても、クソ」というキャッチコピーがついているらしいが、どの辺がクソなのか私には良くわからなかった。
結構丁寧に作られていると感じた。
だがネットでの評判もクソアニメとすこぶる好評だし、益々良く分からない。そもそもクソアニメとはなんだろう。
クソアニメの定義から考えてゆこうか。
物語…前後の繋がりが悪い。間が気持ち悪い。そもそも理解できない。
――――――――――ポプテピピックの場合―――――――――→
前後の繋がりが意味不明。感情が動くより先に次の話に進む。パロディネタがマニアック過ぎて理解できない。
声優…棒演技。キャラのイメージと声が合ってない。
――――――――――ポプテピピックの場合―――――――――→
ベテラン声優が多いのでそこは問題なし。しいて言えばアドリブがうるさい。
作画…違和感のあるパース狂い。止め絵ばかり。キャラ崩れ。
――――――――――ポプテピピックの場合―――――――――→
違和感のあるパース狂いなし。結構動く。キャラ崩れ凄い…
音楽…BGMのタイミングがそぐわない。イメージがかけ離れている。
――――――――――ポプテピピックの場合―――――――――→
割と良い曲が多い。
確かにクソアニメの素養あるけど…そこまででもないような
視聴終了後の感想
{netabare}まさか、あのよく分からない1話の展開に意味が付くとは思わなかった。
意味がついたところでスッキリはしないけれど、投げっぱなしじゃ無かった事に好感を得た。
フェルトアニメ、サンドアニメ、FLASH、実写、紙芝居、ゲームドット、CGと表現の多様性をとった事が、魅力の一つだったと思う。
まるでNHK教育の番組群を15分に濃縮したような番組だった。クレイアニメや着ぐるみが無かったのは意外だった。
星色ガールドロップはきっとBSかなんかでやってるのかな。{/netabare}
クソアニメと一言で言ってしまうには勿体ない物量。
みんなのリトルおかあさんと天才びじゅチューンな日常クッキンクソアニメくらい言っても良いんじゃないか。
声優の声真似も良かった。
自分がサブカル寄りの趣向を持っていることは否定しないけど、大満足の内容だった。