ようす さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
私にできること。約束を守るため。みんなを守るために!
「ストパン」や「スト魔女」と呼ばれることが多いこの作品。
なぜ「ストパン」なのかというと、
登場する女の子がみんなパンツ姿だからですww
作中ではパンツではなくて“ズボン”と呼ばれていますけど。
…どう見てもパンツですけど!
そんな堂々としたエッチさも
この作品の魅力?笑
だけど、それだけで終わらないのもこの作品の魅力♪
1期は全12話です。
● ストーリー
魔力が存在する世界に突如現れた敵・ネウロイ。
世界を侵略していくネウロイに対抗するべく、
“STRIKE WITCHES(ストライクウィッチーズ)”が戦っていた。
彼女たちは“ストライカーユニット”と呼ばれる、
空を飛ぶことができる脚をつけ、
「魔女(ウィッチーズ)」と呼ばれていた。
素質を見込まれた宮藤芳佳(みやふじ よしか)は、
坂本美緒(さかもと みお)にスカウトされた。
父を亡くした原因である争いに強い拒絶を抱きながらも、
父が生きているかもしれないという希望の真相を確かめるべく、
芳佳は坂本少佐と共に、
ネウロイとの戦いの最前線であるブリタニアへ渡った。
“たくさんの人を守るように”という父との約束を胸に、
芳佳は自分にできることを探す。
軍隊でのお話なので戦闘もありますが、
メインは女の子たちが絆を強めていくところにあったりします。
ウィッチーズは、
芳佳を合わせて女の子11人の部隊。
1話の中で1人~2人ほどにスポットライトが当たって、
芳佳と仲良くなったり戦闘で活躍したりします。
それによってキャラが見事に深められていき、
最初は覚えられる気がしなかったキャラも、
終盤には問題なく見分けられました。
全体的に明るい雰囲気なので、
サクサクっと見れちゃいます。
連続視聴も苦になりませんでした。
ネウロイから世界を守る。
なかなかゴールが思い描きにくくて、
ストーリーはネウロイ云々よりも、
女の子の友情に重きを置いているように感じていましたが、
最終的には12話できれいにまとまっていました。
気になる謎も残ってはいますが、
とても爽やかな気持ちで終わりを迎えることができました^^
“今”を生きる彼女たちの強さ、かっこよかったです。
≪ どう見てもパンツですよね? ≫
さて、この作品の代名詞とも呼べるのかしら?笑
パンツについてです。
彼女たちは「ズボン」と呼んでいるので、
彼女たちにとってはズボンであり、決して恥ずかしい姿ではありません。
でもどう見てもパンツです。
イメージとしては、
服をしっかり着た状態で、
スカートやらズボンを脱いだ状態が、彼女たちの普段着です。
…何に対して羞恥心を抱くかなんて、
結局は文化の価値観によりますものね。
堂々としている彼女たちのおしりを見て、
「ごちそうさまです(*´Д`)ハァハァ」となるのは合法なのでしょう。
なんかもうここまでくると、
開き直っているスタッフを想像して笑えてしまいましたwww
「パンツ」を「ズボン」と呼べば何もいかがわしいことはない、と。
この発想はなかった!笑
でもこうして笑ってネタにできるのは、
肝心のストーリーが楽しめたからこそ。
これでストーリーぐちゃぐちゃのただのパンツアニメだったら、
私は憤慨していたと思いますw
しかしさすがに7話の「スースーするの」は
やりすぎだったとも思いますw
● キャラクター
芳佳と仲良くなるにつれて、
他のウィッチたちの過去や素顔がわかってきます。
どのキャラも魅力があって好きでしたが、
私のお気に入りはトゥルーデとエーリカの二人ですね♪
トゥルーデはツンデレっぷりが、
エーリカはマイペースっぷりが好きです♪
メインとなる話が終わってからというもの、
登場するたびに「可愛い♪」とメロメロでした^^
● 音楽
【 OP「STRIKE WITCHES ~わたしにできること~」/ 石田燿子 】
明るくて、前向きになれるタイプの曲です♪
歌詞が芳佳のキャラにぴったり^^
【 ED「ブックマーク ア・ヘッド」 】
キャラたちのデュエットで歌われていて、
毎回、歌うキャラが変わります。
曲も楽しい感じだし、
アニメーションも可愛かった♪
● まとめ
キャラを立たせつつ、
ストーリーも仕上げる。
友情も戦いもお色気も、
一気に楽しめる良作ですね♪
続編が気になる終わり方も、
うまいと思いました。
パンツだけが看板のアニメじゃないですよ!
内容も十分面白かったです♪
2期も楽しみです^^