Progress さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
異性と贈り物
お正月にやっていたので、書いてみようかな。
アニメ版や原作を見ていないので、何も知らずに見てました。
この作画とかが当時どれほどの物だったのかわからないので、
「意外と戦闘はさくらが杖に乗って避けるシーンが多いんだなー」と、
最近の作品と見比べて若干物足りなさを感じつつ…
ストーリーに関して。
さくらが髪飾りを月城雪兎に貰って異性として喜んでいたという伏線があるからこそ、
魔道士がクロウ・リードから贈り物を貰って喜び、異性の恋愛対象として待ち続けたという過去を、
さくらが気づけたということなんでしょうね。
ただ、さくらが、魔道士がクロウ・リードを待ち続けていることに対し、
「待ち続けるのは辛いよね」と、本気で感情移入して、
魔道士にクロウ・リードの死を理解させる、もしくはさくらを信用するシーンに関しては、
原作、アニメ版をみてさくらの背景を理解しないと、よくわからないシーンだったかな。
今年の冬から始まるクリアカード編のPVも最後に見れたのですが、
女子中学生のさくらがアスファルトが破壊されるほどの攻撃を避けるシーンがあったのですが、危ない(笑)
この劇場版は良くて水鉄砲で看板破壊、さくらの技で床破壊くらいなのに・・・(十分危ないなあ(笑))
キャラデザが今風になっていてとても期待が持てるPVでした。
って、PVの感想で終わっちゃダメですね。
年上の雪兎にさくらが恋心を向けていたからこそ、魔道士の恋心を理解できたという、
さくらの恋愛を描きつつ、物語の核心に繋げる良い物語だったと思います。