ノリノリメガネ さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
悲しみの奥底にある希望
第二次大戦の時代背景を舞台にしたドジっ子すずの嫁入り奮闘記。
{netabare}
戦時中であることもあって、決して豊では無い時代。
こういう題材を扱うときって実写でもアニメでも辛さとか悲しさとか無いものや失ったものが強調されることが多いような気がするのだけど、本作はちゃんと楽しさとかおかしさとかにもスポットを当てていたとこはすごく良かったと思う。
失うものもたくさんあったけれど、それでも生きていくという希望的な描き方に人間の力強さや優しさを感じた。
本来戦争ものは悲しくなるから好きじゃないのだけど、本作は悲しいだけに終始しないので後味も悪くなく見やすかったので良かったと思う。
一人の天然お嫁さんに焦点を当てたのも庶民目線で共感しやすかったのも良かったのかもなぁ。どことなく朝ドラっぽさもあるなとは思った。
{/netabare}