scandalsho さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
やっぱり川本家は笑顔が一番!
原作未読。第1期は視聴済み。最終話まで視聴。
{netabare}
【ひなたのいじめ問題】
昨今のいじめ問題を、上手く描いていたと思う。
『いじめを増幅しているのは周囲の大人たち』という切り込み方は正しいと思う。
1.良い人たち
あかりさん、おじいちゃん・・・。
この家族は本当にやさしい人の集まりだ。
ひなたがいじめられる原因になったのも、ひなたのやさしさのせい・・・。
実に皮肉なことだ・・・。
高橋君も本当に良いヤツ。
林田先生もイイね。
周りが見えなくなっていた零を、うまく導くナイスな指導。
こういう先生ばかりなら良いのに、現実はそんなに甘くない。
2.いじめを増幅させているダメ人間、その1
それに対して、ひなたの担任のオバサンはクソすぎる。
現実に、学校・教育関係者にはこんなクソがたくさんいるんだろうな。
だから、いじめを苦にした自殺者が後を絶たない・・・。
私はあえて、こんなクソの事を『先生』とは呼ばない。
現実を直視することの出来ない人に、教育者は勤まらないと思う。
残念な事に、現実にはこんな人がたくさんいるんだと思う。
勉強しかしてこなかったようなクソが・・・。
こんなヤツらが『教育者』を気取っていることこそが、いじめ問題を増幅させている。
第34話でついに、ひなたの担任のオバサンが壊れる。
心労で入院って・・・。
ちほちゃん母娘に向かって同じことが言えるのかねぇ?
3.いじめを増幅させているダメ人間、その2
高木のオバサンもいい味出している。
ダメな大人だねぇ。
いじめ問題を増幅させている原因その2だねぇ。
この親にしてこの子あり。
ダメ親の子はダメ子・・・。
『証拠、証拠』って、自分も、娘の言葉以外の証言を持たないくせに・・・。
4.無事に解決
学年主任の国分先生。Good Jobでした。
第35話。ひなたのいじめ問題が一応の解決を見る。
先生方の”本気”が事態を一気に動かす。
一番の要因は、ひなたが一歩も引かなかったこと。
「私は間違っていない!」
信念を貫き通したひなたの勝利。
零ちゃんが何故か落ち込み、ひなたが励ます。
「結局僕は何も出来なかった」
とんでもない!
不器用な零の励ましが、どれだけひなたの力になったことか。
ひなた本人も、我々視聴者も良く知っている。
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打って変わって、後半は将棋編。
川本家の出番が減って少し寂しい(笑)
第36話。前半はコメディ回(?)
人気者に人が集まり、必然的にお金が集まる話。
天才と何とかは紙一重の話。
さあ、零!いよいよ本番だ!
第39話。コメディな立ち上がりから、重たい話に。
棋匠戦開幕。
第2期、ここまでコメディ担当だった(?)現役最年長棋士・柳原棋匠VS島田八段。
お互いに背負っている物がある訳で・・・。
第40話。棋匠戦終幕。結果は・・・。
最後の集合写真のくだりは面白かった。
第41話。前半は川本家の回。
まったりほのぼの、ほっこりする夏祭りの話。
ちほちゃん母娘の”戦い”はまだまだ続く。
でも、きっと大丈夫。ちほちゃんにはひなたがいる。
最後までちほちゃんの味方だった、今でも味方のひなたがいる。
高城も大変だな。いろいろな意味で・・・。
「自分が何をしたのか理解しない、出来ない」、「心から反省できない」って、本当に大変なことだと思った。
過ちを犯すのは仕方のない事。
過ちを犯しても、反省すれば、次の成長につながる。
高城の場合、この進歩が無い。
本当に大変なことだ。
第43話。ひなたの高校入試の話。
41話以降、再び川本家にスポットライトが当たる。
ラスト。零がB級2組に昇進が決定的となる。
義父・幸田もB級2組に残留が決まったらしい。
第44話
前半は幸田家母の語り。
零がひなたと高橋君の合格祝いの会を開催。
高橋君は地元を離れ、高知の高校へ。
ひなたちゃんは長かった髪をバッサリ。
ドタバタコメディで終幕とはさすがだ。
川本家、和むわ~。
{/netabare}