たわし(爆豪) さんの感想・評価
3.5
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
「終末もの」ブーム
日米共に人類の終末を描いた「ポストアポカリプス」が流行っている。
日本でいえば「漂流教室」「デビルマン」「バイオレンスジャック」「進撃の巨人」「約束のネバーランド」がまさにそれだし、アメリカでは「マッドマックス」のリブート、「ブレードランナー」の続編、「ウォーキングデッド」や海外ゲームのほとんどはそれに該当する。
そのブームを遡ると、音楽シーンを飾ったヘビーメタルや漫画「AKIRA」などの1970年代~1980年代の大半はその草分け的存在だといえるだろう。
今、相次ぐ不況や社会不安、公序良俗の問題が1970年代の世界状況と現在がリンクしているようにも思える。
この社会は闇から晴れて明るい未来へと進むのか。それともともに沈んでしまうのか。
参考SFとしては、「地球の長い午後」「幼年期の終わり」「少年と犬」