タック二階堂 さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
きっとまた旅に出る。この4人で!
詳細は公式サイトでも。
何にもしてこなかったJKが、2年生になって南極を目指すという荒唐無稽なお話です。
始まりは、またも「けいおん!」オマージュ。和ちゃんみたいなしっかり者の眼鏡っ娘が相談相手ですしね。
初回は舞台説明と、100万円を拾ってのアレヤコレヤ。まあ、すべてにおいて普通のオール3ですが、声優は実力派の水瀬いのりさん、花澤香菜さんということで少し高めにしておきます。
様子見ですね。
======第2話視聴後、追記です。
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南極観測船に乗り込むためにアレヤコレヤします。
新たなキャラ(三宅)も登場です。
展開して、グッと面白くなりました。
これなら継続視聴したいと思える2話でした。期待感が高まりつつありますね。
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======第3話視聴後、追記です。
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高校生女優の結月がメンバーに加わります。
いよいよ南極に行けそうですね。
いやあ侮っていました。
これ面白いです。さすがマッドハウス。リソースはオバロ2に割かれているだろうと思ってましたが、いやいやこちらもなかなか良いですね。
グンと評価がアップしました。
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======第4話視聴後、追記です。
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いよいよ南極チャレンジの隊員として、訓練を受ける4人です。
回を追うごとに面白さが増しています。ギャグとシリアスのバランスがちょうど良く、ストーリーも上手く興味を引く展開で、しかもキャラデザも良い。
意外と盲点なのですが、普通アニメって多少のデフォルメが入り、頭身がおかしいんですが、この作品は違います。ちゃんと人間っぽい頭身なんですね。そういうところも評価できます。
今のところ、ケチのつけようがない作品です。
はてさて、どこまでこのまま行けるか。楽しみです。
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======第5話視聴後、追記です。
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ついに南極行きが決まり、キマリと報瀬は学校から盛大な壮行集会を開いてもらいます。
で、まあ、キマリの親友・めぐっちゃんが、実は嫉妬からアレコレしていたということを打ち明けられるわけですが……。
これは観た人の怒りを買うでしょうね。逆に言えば、アニメの登場人物に憤慨するほどハマっているということも言えるわけでw
ここまで完璧に来ていて、逆に不安になるくらい。今んとこ、今期ナンバーワンと言ってもいい作品です。
さて、次回から南極!
の前に、え? シンガポール??
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======第6話視聴後、追記です。
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「気にするなって言われて気にしないバカにはなりたくない。
先に行けって言われて先に行く薄情にはなりたくない。
4人で行くって言ったのに、あっさり諦める根性なしにはなりたくない。
4人で行くの! この4人で。それが最優先だから!」
これはもしかすると、もしかするかも。
安っぽい言葉であまり好きではないのですが、神アニメになるかもです……。
{/netabare}
======第7話視聴後、追記です。
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フリーマントルに到着。寄港している七神屋ペンギン饅頭号に乗り込むところからスタートです。南極チャレンジのレポートのため、観測船内を探索する4人組。しかし、船のわりに少ない観測隊員たち、不安の声などを耳にして、キマリたちもこれからの旅に不安を抱いてしまいます。
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というお話。
新キャラが続々と登場しましたね。
フリーマントルのバーで飲む3人。小松未可子さん(歌苗)、遠藤綾さん(チャイコ)、松岡禎丞さん(ワーくん)。そうです。現在、NHKで放送中の楽しいアニメ「クラシカロイド」の主要キャラ勢揃いですねw ちなみに能登麻美子さん(リスト)、日笠陽子さん(モツの少年時代)と、クラシカロイド声優が続々と起用されていますね。
それはさておき、4人組の不安を解消したのは隊長の南極への熱い想いでした。そして、いよいよ南極に向けて出発です!
でも、まさか隊長以下、隊員たちの計画って、報瀬のお母さんの亡骸を探して葬るとかじゃないですよね……。そんな描写見たくないなあ。
ともあれ、ここまで本当に素晴らしい出来の作品。
このまま突っ走ってほしいですね。
{/netabare}
======第9話視聴後、追記です。
{netabare}
前回の最後に、南極の氷が見えたので、いよいよ上陸かと思ったら、まだ船の上で、しかも敏夫が隊長が好きで恋の相談をされるという展開で、おいおいとちょっと思いました。が……。
そのエピソードに紐付けて、報瀬と隊長・吟、貴子の話を深掘りするという手練な脚本。お見事。
そして、いよいよ南極に降り立った報瀬の
「ざまーみろ!」
そして南極観測隊員全員で「ざまーみろ!」
ホロリとさせた後に、スカッとさせる。
そして視聴者は「序盤で切った奴ら、ざまーみろ!」とw
{/netabare}
======第11話視聴後、追記です。
{netabare}
まったく毎回毎回泣かせやがって……。
こんな神回しか作れないアニメ、誇らしくないのかって話ですよ。
あっ!
でも、上級生を差し置いて下級生が大会に出ることで確執が起きるエピソードって、それ「響け!ユーフォニアム」からヒントを得たでしょ? 花田先生w
{/netabare}
======第12話視聴後、追記です。
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報瀬は南極に着いても、泣きもせず淡々としていました。それは、おそらく母の死というものを実感として受け入れていなかったから。
その母が亡くなったとされる場所へと行きます。
なにか母の痕跡が、そこにいたという証がないか。キマリたちは観測所を探します。そして見つかったものは、貴子のラップトップPC。
報瀬の誕生日をログインパスワードにしていたそのラップトップPCで、メーラーを開いた報瀬は自分が母に宛てた1101通以上の未着メールを目にする。
そのとき、醒めない夢から目が覚めたのです。
母の死を、本当に実感として受け入れたのです。
南極に着いて初めて報瀬は泣きました。
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いやもう、マジか……。
これはもう、ホント……。
さて、いよいよ次回は最終回。
どういう落とし所にするのか。楽しみであり、心配でもあります。
{/netabare}
======最終話視聴後、感想です。
{netabare}
心配が杞憂に終わるほど完璧な最終回でした。
この3ヶ月、よりもいを毎週楽しみに生きてきました。
笑って、泣いて、また笑って。
素晴らしい作品をありがとう。
数年どころか10年単位で出るか出ないかわからないレベルの名作でした。
また、この4人できっと旅に出る!
{/netabare}
=====2018.4.5追記
{netabare}
基本、終わった作品を振り返ったり、あとから何か追記をしたりしないのですが、この作品は僕にとっても特別な感じがしますので蛇足ながら。
ラジオステーション音泉で、この作品の、まあある意味宣伝番組があるのですが、本日最終回ということで、ゲストに三宅日向役の井口裕香さんを迎えて、3人で話しています。
http://www.onsen.ag/program/yorimoi/
このラジオもずっと聴いてきたのですが、本作と同じくラジオの最終回も素晴らしいです。
聴いていて感じるのが、キャストの皆さんも本当に、この「よりもい」が好きで、感情を揺さぶられたのだなあということです。
これのほど作品をリアルタイムで観られたのは、本当に幸せだったと思います。
{/netabare}
=====2020.11.13追記
YouTubeチャンネルでアニメのレビュー動画を上げようかなと思っていまして、その1発目として、やはりこれは外せないというか、特別な作品なので最初はこれだって決めていました。
https://youtu.be/QVdr1cSYmTM
よかったら、ご覧ください!