ノリノリメガネ さんの感想・評価
3.3
物語 : 2.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
モテモテの服部
シリーズ21作目。
{netabare}
競技カルタを巡る怨恨に主軸を置いた恋愛ミステリー回。
京都が舞台ということでほとんど服部がメイン。
事件自体はここ最近の作品としては小ぶり。
服部を巡る女のカルタバトルにも焦点を当てているが、これがまたシュールな面白さをかもし出していた。当の服部本人の気持ちを蚊帳の外に置いて女同士で嫁になるだのならないだの議論して、挙句には勝負しちゃうのは面白かった。服部のお母さんもそれでいいのか、と。
全体的に悪くはないんだけど、やっぱり服部メインに置いたことで、コナンも蘭も小五郎も探偵団もみんな活躍しないので、盛り上がりには欠けた印象になってしまった。
本作は、服部メインだけど蘭と新一が出会う演出を入れた「迷宮のクロスロード」以上に服部好きをピンポイントに狙った作品だったと言える。
ただ犯人の動機や事件の真相は切なくて良かったと思う。
そしていつも思うんだけど、コナンの犯人て超強力な爆弾をいとも簡単に作るよね。本作もなかなかの爆弾魔だった。
{/netabare}