ようす さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
「人は戦ことをやめた時、初めて敗北する。戦い続ける限りは、まだ負けてない。」
進撃の巨人・2期。
1期の続きから物語は始まりますので、
まずは1期からご覧ください。
1期から時間が経っていたことと、
原作は読み続けているけど飽きてきているので(笑)、
私の中ではこの作品に対する熱が
1期視聴時と比べると、だいぶおさまっています。
だけど、
原作で読んだにも関わらず忘れていた話の復習になりました。
全12話です。
● ストーリー
人類が暮らすのは、
三重の壁の中。
一番外側の壁は破られ、
今は二重の壁の中で暮らしていた。
壁の外は、
人を捕食する“巨人”の住処である。
調査兵団に所属するエレン(♂)は、
己の意志で巨人になることができる、巨人化の力を持つ少年。
エレンと同期の104期生の中に
他にも巨人化の力を隠し持っている者がいると疑われていた。
そんな中、壁の中に巨人が現れた。
第二の壁も破れらてしまったのか…?
この作品のブームは去ったのかと思っていましたが、
3期の製作も決まっているし、
人気は続いていると思っていいのかしら?
しかし相変わらずこの世界の謎が深まるばかりで、
物語が進展しているように思えない…^^;
1期はあれほど盛り上がったのに、
2期はそれほど…。
謎だけ積み上がっていて、
ガガっと進展している感じがしないのよねー。
何も謎が解決していないのに
次から次へと新たな謎が。
というか、真実が明らかになった!ヒントをつかんだ!と思ったら、
それはまた新たな謎でしかないという。笑
謎の奥に新しい謎の扉しかないのです。
これらの展開にじれったさを感じましたが、
同時に、怒涛の展開だと感じられる仕掛けでもあると思いました。
こんなに息つく暇がないなんて、
自分が登場人物だったら、たまったもんじゃありませんw
原作を読んでこの先の真実を知っている分、
「こんなにたくさん伏線があったのか。」という驚きはたくさんありました。
最終回はキリのいいところで終わり、
よくまとまっていました。
3期も製作決定しているので(2018年予定)、
そちらで謎が解き明かされるのを楽しみにします♪
● 作画
演出や作画は、1期のクオリティを保つ、
もしくはそれ以上のものにしようという気合がすごく感じられました。
特に、大きな巨人を相手に空中で動き回る
立体機動装置(りったいきどうそうち)での動きが、すごい。
スピード感はもちろん、
カメラアングルもかっこいいのです…!
私のお気に入りシーンは、
ミカサの活躍と最終回のクリスタの動きです。
ミカサはさすが調査兵団のエース、
動き回るスピード感が爽快です。
● 音楽
【 OP「心臓を捧げよ!」/ Linked Horizon 】
1期OPの「紅蓮の弓矢」に似てるなーと思いました。
大きな変化がなかったので、
特別な感動はなかったです。
アニメーションはすごかったけど。
ミカサが立体機動装置で飛び回るところがスピード感あって好き♪
悪くはないけれど、
もっと新しい良さも感じたかったなー。
【 ED「夕暮れの鳥」/ 神聖かまってちゃん 】
この曲苦手です(´;ω;`)
たぶん、曲が苦手というよりも
アニメーションとのマッチングが苦手なのですけれど。
原作者の諌山先生が絵コンテを描いたという絵と、
この電波な曲のマッチングが不気味で…(´;ω;`)
だけど、歌詞の意味がわかると、
その印象は変わりました。
こんな世界だけど、希望はあると信じている。
そんな、切ない気持ちになる歌詞でした。
【 「Barricades」/ yosh, Gemie, mpi 】
挿入歌としてクレジットされていなかったので、
BGM扱いのようです。
サントラ(2期)にも収録されていました。
最終話で流れて、
「なんだこのかっこいい曲は!」と気になって調べたら、
たくさんの方が同じようにこの曲のことを調べていて、
すぐに見つかりました(笑)
「進撃の巨人」の世界観からはちょっと浮いている感じもありますが、
かっこいいからいいですw
さすが澤野弘之さん♪
● まとめ
今回はエレンの同期、
104期生の活躍が目立ちました。
どんなに絶望的な状況でもあきらめない
エレンの主人公らしさがよかった♪
このクオリティを維持するのは大変だと思いますが、
3期も期待したいと思います^^