Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
踏まれたって全部がご褒美、倒錯的ワーキングコメディ!
この作品の原作は未読ですが、きらら枠の作品なので放送決定直後から視聴を決めていた作品です。
そしてキャラデザを見て気持ちが揺るがない事を確認…
今回のキャラデザもムッチャ可愛いではありませんか…
それに声優さんも充実しています。
主人公の桜ノ宮 苺香のCVは和氣あず未さん…
純情可憐な苺香ちゃんのCVは、「おしえて! ギャル子ちゃん」のギャル子も務める両刀使い…
このギャップ…これは所謂堪らない部類のヤツです。
個人的にこの作品一推しだった日向 夏帆のCVは鬼頭 明里さん…
2017年の夏アニメとして放送された「ようこそ実力至上主義の教室へ」のメインヒロインである堀北 鈴音といえば、ピンと来る人も多いのではないでしょうか。
妹要素てんこ盛りの女子大生である星川 麻冬のCVは春野杏さん…
「潔癖男子!青山くん」のサッカー部の紅一点マネジャーだった後藤 もかちゃん…
青山君一筋の姿勢と、釘バットが印象的だった彼女…
性格という切り口で見ると、お互い似た者同士の一面もあるのではないでしょうか。
同人漫画家である天野 美雨さんのCVは、なんと種崎敦美さん…
私が最初に種崎さんを知ったのは、2013年放送の「幻影ヲ駆ケル太陽」でした。
その後、「残響のテロル」「大図書館の羊飼い」などの主要キャラを演じた後、2016年の「ハイスクール・フリート」の西崎芽依や「響け! ユーフォニアム2」の鎧塚みぞれといえば、直ぐにでもキャラが脳裏に浮かんできます。
そして今、最も旬な声優さんの一人…「宝石の国」のネプチュナイトもですが、「魔法使いの嫁」の羽鳥チセは只今絶賛大ブレイク中ですからね。
一人だけある意味異色だった神崎 ひでりのCVは徳井青空さん…
「ミルキィホームズシリーズ」の譲崎ネロや「ラブライブ!」の矢澤にこ、と聞けば多少でもアニメをかじった人なら分るでしょう…
多くを語る必要の無い声優さんだと思います。
きらら系の可愛らしさを前面に押し出したキャラデザと上記の声優さんという布陣で固められたこの作品…
やはりこの作品ならではの勢いとノリの良さを感じずにはいられません。
物語の舞台は、先に紹介した4人のホール担当が接客してくれる「スティーレ」という喫茶店です。
この喫茶店はホール担当の接客の仕方に最大の特徴があるんです。
それは、それぞれに果たすべき役割が課せられている、ということ…
その特徴は口コミなのかSNSの様な媒体を用いて拡散しているのかは分かりません。
ですが、確実にお客さんはホール係の役割目当てでこの店にやってくるんです。
この役割…ホール係の誰一人被らない様に配慮されている徹底ぶり…
そう、この役割こそこの喫茶店の最大の売りでもあるのですから…
ホール係のみんなが課せられ、お客様がそれ目当てで来店する彼女たちの役割…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。
きっと背筋がゾクッとするというか、自分に対するお似合いが見つかると思いますから…
因みに私はここでも夏帆ちゃんでしたけれど…
オープニングテーマは、「ぼなぺてぃーと♡S」
エンディングテーマは、「デタラメなマイナスとプラスにおけるブレンド考」
どちらもブレンド・A(和氣あず未、鬼頭明里、春野杏)が歌っています。
個人的にポイントが高いのは、ホール係の役割がアニメで垣間見えるオープニングでしょうか。
1クール12話の物語でした。
「可愛いは正義」の王道にこの作品ならではの属性を付加した事で独自性を打ち出したこの作品…
良かったのではないでしょうか。
ごちうさとWorkin'gを足して2で割ったら…きっとこんな作品になるのかもしれません。
ごちうさはちょっと言い過ぎ…?
キャラデザだけならそんな事ありませんよね…?