天地人 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
続々私的アニメ感想簿56
チャラランララララ~ン♪
ある夜の日、満天の星の中七夕の短冊を飾る少年、その短冊には
「プロレスラーになれますように 川田利明」
じゃなくて(汗)
「作家になれますように 川田かずひこ」
の文字が・・・
そして時がたち、星空が消えた都会の空の下、人ごみの中をさまよう青年。
思いだすのは、幼い少女との思い出
少年が書いた「ドムドムのぼうけん」のマンガを読む女の子
(ああっ、俺を踏み台にした~っ? byガイア)
「オレの作品は世界中で読めるようになるさ」
しかし、現実は・・・
(ウソツキ)
(いつになったら世界中で読めるようになるんだよ?)
押しつぶされる思いに駆け出した青年が、本屋の前でふと見つけた飾り。
それは青年が昔書いたネタ(違)じゃなくてマンガのキャラ・・・その横に飾ってある短冊の裏にはかつての少女の名前が。
「東京で待ってるから」
瞬間、星空に包まれる青年(君は小宇宙を感じたことがあるか by星矢)
そして本屋で働く成長した少女
(東京で待ってるから)
もう青年は迷わない、
(ウソはついてない 夢と向き合い続ける限りは)
そして描かれるマンガは、夢なのか、それとも・・・
セリフが無く音楽のみの作品ですが、その音楽が作品にマッチした仕上がりとなってます。
もちろん作画などいろいろとアラもありますけれど、3分という短い時間の中、心地よい余韻を感じさせる作品でした。