不良中年 さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
やっと観れた
GEOで新作の棚に並んでいた時にパッケージのイラストに好感を持ちそのうち観ようと思っていて忘れてました。
やっと先日借りてきて観始めたが面白いですね。
キャラクタのデザインは少し癖のあるデザインだけど好きです。
まだ4話だけどハマりそうです。
話としてはタイムリープものなんですね。
加代ちゃんが殺されるのをくい止めることが一旦はできたけど、やはり運命の流れからは逃れることが出来ないのか、別の日に殺されてしまった。
現代では母親殺しの容疑者として追われながら、これからもう一度過去へ遡って殺人をくい止め加代ちゃんを助けるのだろうけど、それ以外のファクターが色々絡んできそうな感じで楽しみです。
とりあえず観始めの感想はこのくらいにして、見終わったらまた追加します。
#2017/12/30 に追加
まだ途中だけど書きたくなっちゃったので書きます。
加代ちゃんをバスに匿ったあと自宅に連れ帰った時の朝食を見て泣くシーンでもらい泣きしてしまった。
最近はリアルでも子供を虐待する事件が多発して、先日も十数年間娘を監禁したあげく凍死させるという事件があったので、あの加代ちゃんの涙が痛々しくてもらい泣きしました。
悟君にはこれからもっともっと頑張ってもらって、加代ちゃんが殺されることなく、何でもない日常の幸せを普通に享受できるようにしてもらいたい。
この作品はアニメなんだけど、とても深いテーマを内包しているんだな。
#2018/1/3 に加筆
先日全話を観終わりました。最後にうまくいって良かったです。ラストの方は果たしてこのまま解決まで行けるのかと心配しましたが、何とか滑り込んだというような感じがしました。原作は知らないけど最後の方はもう少し話がありそうな気もしました。
矢代先生があまりにも良い先生過ぎて逆に怪しいとか思っていたけど、まさか本当に犯人だったとは。
でも最後は結局歪んだ感じではあるが、長年観察を続けた悟に愛情に近いものを抱いてしまったんだろうね。
さていくつか疑問があるのだが、タイムリープ物に括られるこの作品だが、この作品で過去に跳躍するのは精神のみということです。
ということは肉体は本来いるべき時代に取り残されているわけです。その場合跳躍した瞬間から意識は切り離されて、過去に跳躍した意識とは別に現世でも肉体は生き続けてると考えられるので、過去に行った意識とは違う経験を積む自分が生き続けると思うのです。
でも一回目の跳躍時に過去の修正に失敗して現世に戻った時は跳躍した時点に戻ったようなので現世における意識の矛盾はなかったようなので先ほどの問題は発生しないということですね。
で最大の疑問というか問題です。
物語は矢代に殺されかけた時代から意識不明の状態で18年後に意識を戻して終わっているが、見落としていることが一つあります。
このタイムリープは行って帰って1工程です(多分)。
ということはラスト無事に矢代が逮捕され、偶然アイリと出会い幸先良い終わり方だが、これから帰る工程の跳躍が来る可能性が大きいと思うのです。
その場合に帰り着く先はどの様な状況なのだろうか?
ハッピーエンドのラストは過去の跳躍して過去を修正した時間軸だからそのまま生きていればハッピーだが、戻りの跳躍が発生したら警官たちに追い詰められた状態の時間軸に戻るのが本筋だろうと思うのだが?
タイムリープはあくまでも想像上の物だから、なんとでも解釈が成り立つので質が悪いですね。
もう一つ、2度目の跳躍が起きるすこし前に母親の元同僚の記者である澤田さんがアイリの病室でアイリのお母さんと対面するシーンがあったけど、時間跳躍により無視されています。
あの場ではどんな会話がなされたのか?
そして病院を抜け出したアイリはどんな行動をしたのか?
もしかして矢代に捕まって窮地に陥ったりして無いのか?
と考え出したらキリがありません。
でも加代ちゃんが幸せになっていて本当に良かった。
あとは悟がアイリちゃんと上手くいってくれたら嬉しいです。