おぬごん さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
大人が本気で作った子供向けアニメ
2007年に放送されたGAINAX制作のオリジナル朝アニメ
10周年記念&同スタッフによる冬アニメ『ダーリン・イン・ザ・フランキス』の宣伝として放送されたMXの再放送で視聴
2007年はまだアニヲタではありませんでしたし、その後もあまり好きじゃないロボットアニメということで見ずにきたのでここに来て完全初見です
内容はとにかく凄まじい勢いと暑苦しいほどの熱さに任せ、最後は必ず前向きに進んでいくものでした
朝アニメということで本来は子ども向けアニメのはずなのですが、全体的な作りや序盤の水着回風呂回の入れ方など、朝アニメということはあまり意識せずむしろ深夜アニメっぽくもあるオタクメソッドで作られた作品のように感じました
ただ子供向けじゃないかというとそうでなく、オタクである大人たちが本気で楽しんで作ることで
「大人が本気で楽しく作れば子供も楽しいに違いない、子供にも届くに違いない」
というような熱意を感じました
子供が見ていても半分も理解できないと思うんですけど、きっと心の中に何かを残せて、そして成長してから見返して色々なことに気付かされる…そんな作品なんじゃないかなあと
ただこの作品が刺さる子供は少なからずオタクの素質がありそうですが…w
完全初見ではありませんでしたが有名作品ということで断片的な情報は知っていました
シモン、ヨーコ、カミナの外見とキャラ名とか、ドリルとかOPの空色デイズとか{netabare}カミナが死ぬこととか最後とんでもないスケールの話になるとか{/netabare}
ただ本当に断片的でしたので、色々と驚きもありましたw
{netabare}カミナ死ぬのこんな序盤なの!?とか、ヨーコがヒロインじゃないの!?とか。ニアの存在も知りませんでした。{/netabare}
未だにファンに語り継がれる名作
この機に観ることができて良かったです
~余談1~
ヨーコの名前の由来はシモン(下ん)、カミナ(上な)に対する「横」なんでしょうが、
作中のあまりにもあまりにもなサゲマンっぷりを見ると、オノ・ヨーコにも由来してそうな気が…
~余談2~
ディシディアファイナルファンタジーでFF過去作のキャラに声がついた時、6のティナ役が福井裕佳梨で意外だったんですが、ニアのイメージだったんですね
~余談3~
大学時代の元カノが好きだったんですよねこのアニメ…(笑)
勧められてもずっとスルーしてたんですが…一緒に見れば良かったかもw