要 塞 さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
敗因・・・それは、
映画館で見れなかったこと・・・。
ヒットする前から目をつけていた作品ではあったのです。
大ヒットしてからは、見に行かなければと思っていたのです。
社会現象とやらになってからは、
「映画館に行かねばならぬ、行かねばならぬのです!」
といった感じの強迫観念にとらわれる日々を過ごしました。
しかし個人的な諸事情により、
最後まで映画館に行く機会には恵まれませんでしたとさ・・・。
やっと自由になれたと思ったら、上映が終了していたのです。
気が付けばレンタルDVDまで出ていましたとさ・・・。
メデタシ、メデタシ。
映画館で見たかったな~、などと思いながらも、
いざ視聴してみると、これが評判通りおもしろい。
自宅のテレビにかじりついている自分に気付きました。
画・音楽・物語の全てが高クオリティーで、バランスもよく、
全てにおいて世界観(作品そのものの)にマッチしていたと思います。
そしてここからは個人的な後悔、又の名を敗因、
つまり、この作品を100%楽しめなかった理由、
について記します。共感できる奴はいねか?!
一つ目は上述の通り、
映画館の大きなスクリーンで見れなかったこと、です。
劇場は映像だけでなく、音声もそれはそれは素晴らしい、
ご家庭では味わえない「迫力」があったはずです。
この作品はリピーターが多数発生したと聞きますし、
気合の入った音楽群がうまく影響して、
若者がコンサートに行くかの如き楽しみ方ができたとも聞きます。
ああ、映画館で見たかった!
二つ目は、
視聴するまでに無駄な予備知識を多く持ち過ぎてしまったことです。
テレビの情報番組で取り上げられたり、数々のCM、口コミ、ポスター、
SNS、エトセトラ・・・、
視聴していなくても、これだけ作品に触れていれば、
嫌でも物語の内容がある程度つかめてしまいます。
特に年が明けた直後くらいに流れてたCMにいたっては、
「これ、もうネタばれじゃね?」と、
当時未視聴者だった自分でも多くを悟れる内容だったと記憶しています。
容赦ないネタばれに絶望しました。
そして実際に視聴してみると、あら不思議!
始めてみる作品のはずなのに・・・、
このシーンどこかで見たことあるような?
この先の展開が読めるぞ!
ここであの台詞が飛び出すぞ!?
{netabare}隕石キタ――(゚∀゚)――!!{/netabare}
この挿入歌を待ってたんだよ!!
と、視聴してる間、頭の中はずっとこんな感じでした。
まあ、事前知識を結集させて、話の転がし方について、
何パターンも予想していた(期待していた)わたくしの、
「自業自得」でしょう。
しかしながら、自分と同じ気持ちの方も、
少なからず存在すのではないでしょうか。
それは、
まだ『君の名は。』を見ていない、
あなたかもしれませんよ! (違うことを祈ります)
{netabare}入れ替わり・歩道橋・彗星・アニメ映画、
アレ? 結構前に見たことがあるような?
まあ、それが元ネタというわけではないだろうし、
その先にさらなる元ネタがあるのかもしれないし、
もしかしたら、まったく元ネタなど存在しないのかもしれないし、
世間にありふれているものかもしれない。
執筆者浅知恵のため、
深い考察は博学なユーザーにお任せし、
これ以上は発言を控えることにします。 以上、解散! {/netabare}