ぺー さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
これでもかと救われない娘の話
201.12.25記
第一章 『俯瞰風景』 (1998年9月)
第二章 『殺人考察(前)』(1995年9月)
第三章 『痛覚残留』(1998年7月)
第四章 『伽藍の洞』(1998年6月)
第五章 『矛盾螺旋』(1998年11月)
第六章 『忘却録音』(1999年1月)
第七章 『殺人考察(後)』(1999年2月)
終章 『空の境界』 (1999年3月)
『未来福音』 (1998年8月~)
時系列的には3番目にあたる第三章ですが、本章の次の第四章が物語の2番目となっていることもあり、全体としては第四章まで観るといろんなものが繋がってきます。その手前の章となります。
また、第三章の後に第一章を観てみると{netabare}式がなぜ躊躇なく左手を捨てられたか、腕が伸びて巫条霧絵の首根っこ捕まえられたかが分かり、{/netabare}ネタ明かしがちょろちょろと出てくるため全体が徐々に掴めてくるのかな、と思います。
物語は荒耶宗蓮が両儀式のために用意した3つの駒の1人、浅上藤乃を中心に進み、全体としてはシリーズの中でもとりわけ救いようのない暗めの展開でした。
それと幹也の妹、黒桐鮮花が初登場します。
{netabare}浅上藤乃強いです。シリーズ屈指の戦闘力持ってるんじゃないですかね。比例してバトルシーンもパワーアップしてるというか、巫条霧絵とのバトル作画の時も美しいと感じましたが、それに力感が加わって迫力が増した感じです。{/netabare}
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2018.08.14追記
《配点を修正》