lumy さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
15年ぶりの快挙!!
原作、1巻のみ既読です。タイトルの意味ですが、
なんと15年ぶりに円盤を買ってしまいましたw
(15年前に買ったのは「LAST EXILE」でして、
内容もおもしろかったですが、地方在住のため
放送すらしていなかったという悲しい過去が
ありましたw)
本作のアニメーション作品としての完成度の高さに
ただただ感服しました。
まず、作画については、全編フルCGなのですが、
TVシリーズのレベルを遥かに上げてしまったため、
今後の作品はちょっと可愛そうですね。
宝石たちの動き、迫力のバトルシーン、幻想的な美術背景
どれをとっても文句のつけようがありません。
特にバトルシーンのカット割り(回り込み)は、
手描きアニメーションには出せない滑らかさを
巧みに表現していました。
また、数が多い宝石たちを色彩・性格・声優陣で
見事に区別していました。
声優陣がものすごく豪勢なので、
各人の演技力がキャラの個性を出してくれてますね。
冒頭で原作1巻のみ既読と書いたのですが、
原作はカラーではないため、キャラの区別がちょっと
難しいです。(昔の漫画のような小さなコマ割りのため
絵が小さくて更に区別が難しい・・・。
そのため原作は1巻でストップしています。)
そして、音楽&音響。
音楽は、映像完成後にオーケストラが生演奏したということで
映像との一体感が素晴らしいです。
また、宝石たちが歩く際に、ヒールと床がぶつかる時の音響が
あるのですが、各宝石ごとに音を変えるという変態っぷりw
惜しむらくは、物語に進展があまり見られなかったということ。
しかし、本クールのストーリー展開も良かったですし、
世界観やセリフの美しさは、原作の賜物でしょう。
ということで、本気で2期を所望するため、
円盤(BD)購入を決意しましたw
時間がかかってもいいので、本作同様(あるいは超える)
2期を待っています!
【追記】
全部☆5でも良かったのですが、
プラネテスを簡単に超えてしまうとまずいので、
作画と音楽を☆5にしました。
ということで、現時点で私のアニメランキング同率1位です。
【ブルーレイ視聴について】
せっかくなんで、円盤の布教を簡単にしたいと思いますw
(1巻)
とにかく映像が美しい!OPだけでお腹いっぱいになれます。
宝石たちの髪質もこんなに透明感があったんですね。
ブルーレイ万歳!
(2巻)
ダイヤの活躍その1が収録されています。
ダイヤの瞳がアップになるシーンがあるのですが、
その光が乱反射する様子は、ブルーレイならではの
美しさがありました。
(3巻)
3Dなのでいわゆる作画崩壊はないのですが、
ブルーレイでより繊細な部分が分かるようになったので
キャラ(3D)と背景(水彩風)の境界が微妙に
馴染んでいないのが気になりました。
(4巻)
ついに来ました衝撃の8話ですね。
本巻だけで8話が3回も見れますw
(本編、プリビス、オーディオコメンタリー)
中でも、オーディオコメンタリーは興味深かったですね。
現場は相当大変だったようです。
(5巻)
ダイヤの活躍その2ですね。
8話であれだけの衝撃を与えておいて、
さらに10話で圧巻の戦闘シーン、本当に恐れ入ります。
BDで映像作品としてのコレクションができるのは
嬉しいのですが、新規映像特典が少なめなのが残念ですね。
(6巻)
BD購入にあたって気にしていた {netabare} パパラチア {/netabare}
の登場回ですが、それはもうキラキラですねw
最終的におれたたエンドで終わってしまうのですが、
あの引き方は当然2期を期待してしまいます。
全話見直して、改めて現在のアニメクオリティの最高峰に位置する
作品であることを実感しました。