でこぽん さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
heavenly blue の はかなく夢幻となる恋
この物語は、結局、宇宙を舞台に二人の男の子が女の子(火星の王女)を好きになり、取り合うお話のような気がします(ファンの方、ごめんなさい)
あらすじは、他の方の説明を参照願います。
オープニングで歌うKalafinaのheavenly blue
この歌は1番だけを聞くとそれほど感動しませんが、最後まで聞くと、見事にはまってしまいます。中毒になりそうな歌です。
もし最後まで聴かれたことが無い方は、ぜひ聞いてください。
とても美しく激しい恋、そして神秘的な宇宙で、はかなく夢幻となってしまう恋が歌われています。
まさに、この物語のためにつくられた歌です。
このアニメをロボットアニメとしてみると、それなりには面白いのですが、
ただ、2度3度と繰り返し見たくなるかと聞かれたら、答えはNoです。
主人公の冷静な敵戦力解析技術は立派です。それは嘘偽りありません。
でも、主人公が、あれだけ冷静すぎると、逆に困ってしまいます。
少なくとも、目の前で友達が死んだのです。主人公であれば、友達であれば、大きな声で泣き叫んでほしかった。
クリリンをフリーザに殺されたときの孫悟空のように
「わーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」と叫んでほしかった。
仮に、私がこの主人公と一緒に戦闘に参加して死んだとしても
きっとこの主人公は、私のために泣いたり叫んだりしてくれないだろうなぁ
そう思うと、冷めてしまいました。
物語の主人公は頭悪くともいいので、心に響く行動をしてほしい。
この物語を見てつくづくそう感じました。
これはアニメやドラマの世界だけではなく、現実世界でも同じだと思います。
社長は社員を大切にして心にうったえる行動を心がける。
難しい技術的なことは部下が行えばいいのです。
2020/1/11 全面修正しました。