ストライク さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
マスターのいない干支の聖杯戦争
原作は未読で視聴
ネタバレ感想
それぞれ異能をもった十二支の戦士たちのバトルロワイヤル
勝ち残った勝者1人には、どんな願いでも叶えられるという、まるで聖杯戦争のような話。
十二支のアニメといえば、思いつくのが忍空、えとたま、フルーツバスケットなどがあり、大概ねずみの干支のキャラが主役だったり、重要な役割になったりする。
自分の知ってる話だと、神様が開く宴会に動物たちを誘い、牛の背に乗ったねずみが宴会場の前でひらりと先に着地して一番乗り。
その後、牛、寅、兎、辰、巳・・・と順番に到着したとか。
(ちなみに、ねずみは猫に宴会は1日後だと嘘をつき、騙された猫は宴会に参加できず干支に選ばれなかったとか。しらんけど)
それで干支の順番が決まったのかは知らんけど、干支の逆順番通りそのキャラが脱落していくので、あぁ~たぶんこれ、最後に生き残るのがねずみなんだろうな~っと予想できてしまった。
まぁ、作者もそれ解ってやったんだと思うけど(苦笑)
それでも、どうやって生き残るのか?誰が誰に殺されるのか?とか、興味は尽きず、それなりに毎週観るのが楽しみでした。
それぞれのキャラにも意外な過去や訳、想いや願があり、怖そうなヤツ(戌)でも実はいい奴だったりで、そういうの知ると愛着が湧いて良かったですね。
個人的には、酉や、寅と牛の件でちょっと感慨深かったりしました。
あ、それと兎には恐怖しかなかったな ^^; あんな友達(能力)要らね~(笑)
最後はやっぱりねずみが生き残るも、能力使って99通りの願いを経験した後、最後の1つの願いで、願いを叶える権利を持っていたことを忘れることを願うとか・・・なんか西尾維新らしい演出とオチだなっと^^;
81番目の願い(妹が欲しい。童顔で巨乳で眼鏡のドジっ子)には笑
でも、ねずみの百通りの分岐を実行できるハンドレッド・クリックなら、ある程度の願いは叶えられそうだから、無欲なねずみにしたら意味のないことなのかな?っとも思った。
自分がねずみなら、なんか願うけど(笑)
まぁ、面白い最後だったかな?って思ったです。
全12話の1クールだったので、それぞれのキャラには深く掘り下げた話はできなかったけど、でもまぁ、早い展開でサクサク話が進んだのは、原作ガチファンでない者からしたら、テンポ良かった分 観やすかったと思います。
なかなか楽しんで観れました。
余談
ある程度の方が、それぞれ自分の干支に注目して視聴されたんじゃないでしょうか?
早くから脱落した干支の方は、ちょっち視聴モチベーション下がっちゃうよね。
まぁ、しゃーなしなんだけど。
{netabare}
僕は子年なので(あ、年齢暗算しないで^^;)最終話は特に楽しめました。
んで、彼のハンドレッド・クリックの能力が裏山でほすぃ~ですわw
「働いたら負け」あれがあればギャンブルで大儲け!働かずに済むよね!
いつまで負け続けるんだろう・・・
はぁ~
最低でも定年までは確定かな(苦笑)
{/netabare}