おぬごん さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
若干怪しくなってきたけどまだ面白い
ジャンプ連載の熱血セクシー料理漫画の3期
なお最終回で来年4月からの4期放送が発表されています。典型的な分割2クールですね
(1期レビュー:https://www.anikore.jp/review/1346086/)
(2期レビュー:https://www.anikore.jp/review/1548477/)
この3期は前半が学園祭で、中盤以降はヒロインえりなの父にして作品のラスボス(と思われる)薊が登場
この薊の登場は原作でもターニングポイントと言われていて…ぶっちゃけここから評判が悪いんですよねw
(※私は原作未読ですが)
明確な悪役の登場で作品の肝の「食戟」を開催しやすくなった分、その勝敗や展開も読みやすくなってしまいました
また薊の「理論」は正しくても「理念」が明らかに間違っているため、それに追随してしまう十席も含めて違和感を覚えずにはいられないのがその原因でしょう
ただこの3期の範囲でいえば、まだ作品の勢いがマイナス面を上回っているように思いました
学園祭のソーマが仲間と共に強敵に挑んでいく展開や、王道の勧善懲悪はやはり見ていて爽快でした
やや怪しい雰囲気は出てきましたが、評価は4月からの4期次第といったところでしょうか
3期からの大きな変更点として、病気療養中だったえりな役の種田梨沙がギリギリ間に合わなかったため、OVAに引き続き金元寿子が演じることとなりました
色気のある種キの声に比べるとヤネキの声はやはり幼さがありますので印象の違いは否めませんでした
最初から金元寿子がやっていたら違和感も無かったんでしょうが…4期はどうなるんでしょうね?
あと薊役は速水奨でしたが、暗殺教室の浅野理事長とポジション丸被りですねw
~以下余談~
主人公の創真の料理と言えば読者が親近感を持てるような庶民的なものが多いのが特徴です
…が、この3期で創真が十席との対決で使った隠し味は{netabare}ケチャップとインスタントコーヒー{/netabare}
ライバルたちはソースもスープも全部一から作ってるのに、そんなんで太刀打ちできるの!?
あと後者は料理学校の調理室にあるのか!?(笑)