NEOたちばな さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
むむむ!呂布の最後が・・・
三国志好きの三種の神器的な位置付けにある
光栄三国志(ゲーム)・吉川英治三国志(小説)・横山光輝三国志(漫画)の中の横山光輝三国志のアニメ版が本作です
かなり原作と相違点があり、漫画LOVEの方は物足りないかもしれません
キャラデザは原作に忠実です、ちゃんと董卓がスリムです!!!
原作との変更点としては
{netabare}
①戦闘シーン(殺すシーン)がマイルドな描写に変更されています
例えば
イケメンこと顔良が真っ二つに切り裂かれるシーンが兜が割れる描写に変更
あとで書きますが呂布の死に方が命乞い斬首から戦死に変更などなど
②大事なシーンがナレーションのみで終わります
例えば
公孫瓚の死とか袁術の死がサクッと終わります
公孫瓚の死の様子を伝えるのが満寵の初登場シーンなのに・・・
③赤壁の戦いで終わります
消化不良が半端ないです
特にアニメ版で注目したいのは呂布の死に方です
原作は命乞いの末に斬首ですが、アニメ版は最後まで曹操軍に捕まえられることなく雪原の上で全身に矢を浴びて戦死に変更されています
これがめちゃくちゃ格好いいんです、制作スタッフの呂布に対する愛がビシビシ伝わってきました
個人的にはアニメ版で唯一評価できる変更点だと思います
{/netabare}
あと、fence of defenseのOP「時の河」は神曲中の神曲です
これは有名なのでご存知の方も多いのではないでしょうか
なんやかんや書きましたが横山光輝三国志が好きです、アニメ版もこれはこれで好きです
視聴がかなり昔なのでもし何か間違ってたらすいません!
むむむ