ういすけ さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
(´;ω;`)ウゥゥ
きっかけは、この作者のサッカー漫画をみて、作画が凄く迫力があったのと、これまでのサッカーアニメのように、地方大会なのに何故か、実況と解説が入るみたいな陳腐な物ではなく、選手一人一人が、やばい!そこ抜けられたら!とか、すごい!とか、いくぞ!いくぞ!とかで、試合の展開を進めてくれるのが、すごく選手の息遣いを感じられたのと、監督がシステムがはまってニンマリしたりとか、感銘を受けて購読したついでに、話題になっていたこの作品も読みたくなって購入したのがはじまりです。
はっきり言って、私はかおちゃんが初見は可愛かったくせに、うざくて、うざくて、ぐいぐい人のテリトリーに入ってくるのが本当にもう嫌で、感情移入できなかった。死ぬんだなってのは、前半から予想はできたけど、彼女中心の物語ではなかったので、はっきり言ってかおちゃん、いらない。まあ、公生が好きだから仕方ないかなって感じだったw
展開が読めるとか言っている人がいるけど、この作品の肝はそこじゃないと思う。かおちゃんより、公生の音楽に対する天才ぶりが畏敬。耳から聞こえてくる音が、ああ、邪魔だな。とか、痺れた。
あと、ライバルたちの葛藤とか、ライバルの妹の深淵を覗いたよ。とかが、心を掴まれました。
幼なじみの、言ってやったぞ!とかも良かったし、ひたむきな姿に涙がこぼれました。公生ママのひたむきさにも号泣。。で、一番ひたむきなのが、公生君だったりもする。ひたむきで壊れやすいその姿にも終始胸が締め付けられました。
かおちゃんは、はっきり言ってキッカケであり、締めくくりかな?
最後、幼少期から公生君を知っていたってところが、泣けたけどね。