Dkn さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.0
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
崩壊の美学。安彦良和マニアの為のアニメ。
崩れるビル群、戦闘機、戦車。乱れ飛ぶ弾丸、ミサイル、砲弾。
緻密な背景にメカ。さらに背景動画。爆発、爆発、そして爆発。
兎に角、作画がカッコイイし拘っています。ラスト辺りの約10分の作画は必見。
安彦良和の絵が崩れず100%の状態で表現されてるだけで感涙モノなんですけど、内容的には原作からカットが多くて主題がなく、これだけ観てもよくわかんないです。
一番イヤなのはメカデザインが大幅に変更されていることですね。原作のほうがカッコイイと思います。アニメーションさせる事を考慮したのかな。一輪の戦闘用モノバイ良いっちゃ良いけどなあ・・。やっぱ二輪がカッコイイわ。
声優は富野作品はじめ、安彦良和参加作の役者が揃い踏み。
ただ主人公はちょっとアレですけど、それもいい味になって・・る? そう?
あと音響イマイチなんだよなぁ・・BGMの使いドコロも・・って文句ばっかり言ってるなw
途中で出てくるHOUNDの出撃シーンでの実写は・・なんか色々試そうとしてたんでしょうね。カメラのブレ感はよかったですよ()その後のバギーのシーンも実写と重ねてるのかな?多分。ラスト手前はマジでいらねえ・・。
最初に触れたのはゲームでした。EDで安彦良和の絵がドットで表現されてて感動した思い出。この劇場版とEDは同じなんですよ。まあ、ラストシーンだけですけどね、再現されてるのw
その後に劇場アニメを見たので、「こんなカッコイイの・・?スゲー・・・」と感動しました。
それから漫画読みましたね。本来の時期的には逆です。 漫画→アニメ→ゲーム
これ逆から行ったから良かったのかもしれないね。
「ヴィナス戦記」で業界を退いたらしいですが、戻ってきてくれてよかった。