◇fumi◆ さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
終末旅行が始まるぞ!モノクロに輝く楽園へ Let's go!
2017年放送中のテレビアニメ 全12話
原作 つくみず 監督 尾崎隆晴 構成脚本 筆安一幸 キャラデザ 戸田麻衣
制作 WHITE FOX
よく分からない人類滅亡に近い終末世界を舞台にした「日常会話系冒険SF」。
冒険と言ってもゆる~い会話で変化の少ない世界をゆっくり移動しているだけのロードムービーアニメです。
終末なので登場人物は少ないですが、多少の出会いはあるようです。
チト CV水瀬いのり 読書好きで冷静な少女 ブロディヘルメット着用
ユーリ CV久保ユリカ 金髪長身の少女 のんびり屋 シュターヘルム着用
ほとんどが二人の会話だけで構成される難しそうな設定ではありましたが、
キャラデザに惹かれて毎週見ているうちにはまりました。
主役は背景の終末世界ですが、やはり脚本と声優の魅力が大きいでしょう。
親無し子で姉妹のように育てられた二人が装甲車ケッテンクラートに乗って冒険の旅に出る、
と言うか食料を求めて終末世界をさまよう、結構リアルな設定。
この世界の秘密が暴かれていくと思いきや・・・最終回は期待通りでした。
10話まで見たところで、同行する新キャラ登場。
人外の声なら最高の魅力を発揮する花澤香菜さん担当の「ヌコ」です。
謎の生き物ヌコ登場でラストへ向かうのか?
どんな展開が待っているのでしょう?。
なんとも楽しい終末旅行。忘れられないアニメになりました。
風力発電について 直接関係ないので畳みます。
{netabare}風は吹いたり吹かなかったりするものですが、全体的には一定方向に吹き続けるものです。
偏西風と呼ばれるものですが人知を超越したパワーがあります。
海流も同じですが陸地との関係によりやや複雑化します。
これは、地球が自転した場合、空気や水が遅れることによっておこるもので、
永久に変化せずにエネルギーになり続けます。
地球の自転は地球と太陽の重力エネルギーなので、太陽系が滅ぶまで変わりません。
世界で最も風力、海洋力エネルギーを持っている都市は東京です。
東京だけでオーストラリア一国分に相当します。
東京都で発電しただけで日本、韓国、台湾の電力が賄えるともいわれます。
なぜ、東京で発電しないのか? 大人の事情で日本は滅びに向かっているのです。
東京は赤道近くの硫黄島まで一直線に所有しています。
世界でもまれにみる自然エネルギー都市です。{/netabare}
最終回は感動しました。
原作はともかく、アニメは良く締まったラストシーンだったと思います。
続編があれば見るかと聞かれれば、「正座して観ます」と答えます。