ハヤブサ さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
さぁ踊れぇー!
〜セリフメモメモ〜から
雪緒「私が背負って銀さんが助かるのならそれでいいって決めたんです。あなたはどうしてここに立とうとしたんですか?あなたは何を望んで東南アジアの裏社会に潜り込んだのか‥日常にない何かを求めてなのかもしれません。でも結局あなたは何も選んでなんかいないんです。平凡に戻る訳でもなく悪に満ちた闇の中に沈む訳でもなく‥ただそこで立ち止まってるだけなんですから‥言ってましたね?私を助けたいって。だったらみんなを助けてください!できる訳ないですね?‥あなたは何を追おうともしない、自分で捨てたはずのものにさえ執着してる、そんなやつが誰を守れるんですか?誰を助けるっていうんですか?都合いい夕闇から勝手なことをほざいてる岡島が大嫌い!」
レビィー「生きる死ぬにこだわらず進めばどこまで闘えるんだ。」
バラライカ「正義か‥これほど万人に愛される言葉もないな。素晴らしい言葉だ。しかしな、自分の力を行使する訳でもなく他力本願で誰かの死を願う‥お前の言う正義だって生臭いぞ。血だまりの匂いが鼻につく。
お願いする時のコツは二つ、一つは楽しませること、もう一つは納得できるだけの理由を述べること。さぁ踊れぇー!」
覚悟や理由のない言葉はロワナプラの前には無力であると厳しいものを突きつけられながら、ロックが闇の世界とかかわっていくところが作品の魅力の一つなのカナと思います。‥しかしながら、ロックもアレコレ言うけどレビィーがそばにいなかったらここまででもう何回も死んでたよね‥そう考えるとバラライカの言う通りロックもまた自力でなんとかしないところがレビィーやバラライカとは異種の悪党であるかもしれません‥と「そういうお前だって撃たれる覚悟もって必死に生きてるのか?自力でなんとかしようとせずに能書き垂れてるだけか?‥さぁ踊れや〜〜!」みたいなマシンガンがついでに私の元まで飛んできて「ヒィーーッ」ハチの巣になりました。
そんな中、ロックが雪緒を助けるようバラライカにお願いする時の「俺の趣味だ」っていうシーンはロックの変化を感じられて素晴らしいと思いました。
雪緒「ええ、私も平凡な夢に生きられたらって思うこともたくさんある‥」銀さんの判断が鈍る。
レビィー「お前生きようとしたな」バンッ!
「あたしら悪党はそんな簡単には死なねぇんだよ。バンッ!」
レビィーの強さには危うさ半面憧れます。銀さんと闘う時の死人の表情はゾクッとしました。
ロワナプラで生きるロックの変化とロワナプラで生きる強者たちに惹かれた作品でした。
その他OP 「redfraction」キレててカッコよかったです。