くろ さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
落語家の人生を追体験する話
落語に触れる機会はあまりなかったが、丁寧な作画とストーリーに視聴決定した。
もう声優すごいの一言に尽きる。
落語家であるキャラクターの心情を演じる落語にも反映させる。
更に年齢の演じ分けもするっていう。どんだけ!?
話の中心である石田彰さんが特にヤバイです。凄すぎ。
ちょこちょこ落語難しく感じることもあるが、
基本的には人生譚なので、人間関係とか環境とか色々あるのところに
心中というアクセントが効いて面白かった。
心中っていったい何が!?
それは2期で明かされました。
キャラクターもとてもよかった。
与太郎という小気味良いサクサクした明るい愛されキャラと、八雲(菊比古)というちょっと気だるそうな気難しい人物(若い頃と壮齢とはまた違うが)、情に厚くて人間味溢れる助六。
それぞれ落語に対する気持ちや方向性が違ってて面白い。
得意不得意があって面白い。
それぞれの落語家の行く末を最後まで見届けることが出来る良作。