天地人 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
シンSFスーパー英雄(?)列伝56
いま~じゃ仲間のいま~じゃ仲間の心がふる~さと~♪
ジミ(地味)~ジミ(地味)~ジミ(地味)~オリ~オン~♪
というエンディングの歌詞が示す通り(おいっ)この作品、地味というか影が薄い記憶なんですよね(汗)
内容は、ガニメデ星のヘドロン皇帝が指揮する「コンギスター軍団」によって、地球の95%(残り5%は日本)が占領された中、原子力を動力としたメカンダーロボで闘う物語です。
軌道上には、地球の主なエネルギーである原子力を使わせないよう、コンギスター軍団が監視衛星を配備しており、その衛星から発射されるオメガミサイルによる破壊を防ぐ為、メカンダーロはボ合体してから3~5分で敵を倒さなければ行けないとする設定が良かったですね。
ただ、そのオメガミサイルですが、メカンダーロが合体を解除して、核反応が感知されなくなると、ストンと落ちていくんですよ、これが。
観てて、え~っと思ってたんですけど、まさかこの作品自体がストンと落ちていくとは(おいおい)
放送途中で提供スポンサーであるブルマァクが経営破綻してしまったんです(涙)
それまでも内容に対して作画がボロボロでしたけど、なんと5週連続でほぼ総集編みたいな話を放送するという事態になっちゃうんですよね。
まあ、作品をなんとか放送しようとする製作陣の努力は分かるんですけど、観てる方は
「何じゃ、こりゃ~(byジーパン刑事)」
でしたね(遠い目・・・)
ただ、内容は敵のメカが、デザインはともかく量産型だったり、補給や偵察、避難民の救助など、それまでの作品ではあまり触れられない部分を描いていたのは評価できるんじゃないですかね。
ただ、演出とか作画が・・・ヒドかったです。
せめてスポンサーが倒産しなければ、ここまでヒドイ事にはならなかったのが残念でしたね。