筒井筒 さんの感想・評価
4.9
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
ギャンブルで失うもののないことの証明
ギャンブルとはなにか?
といえば、お金のやり取りのあるゲーム。
最近は、パチンコも大衆娯楽化になっているご時勢ですが、現実が甘い分、アニメの中はすごい。ギャンブル学園である。楽しそうに入ってきたなら、はい残念!というのが、厳しいギャンブルの世界。カジノみたいに甘くない。人生賭けなきゃ、つまらない。そういうスリル・快感がほしい。そんな人はいても、愛するまでいってるのが、この話だ。
ギャンブルで変えられることはいくらでもあると、お金は語っている。ゲームが語っている。気まぐれなギャンブルの神は、語っている。
要は、ギャンブルってのは、ほんとに好きな人か、お金持ちしか興味がないってのが本流だって話だ。
ほんとに好きとは、正しく、ギャンブルという人間関係とルールを理解している人。
お金持ちってのは、痛まない金額で戯れること。
そして、ギャンブルには、統計的なハンデが最初からあることを知っていること。
貧乏人がなけなしの金で一発逆転なんてのは、世紀末で終わっている。まあ、日本にも、0からお金を作れる人間もいるらしいが、頭で考える人は、自滅しやすい。自分のことばかり考えるようになっている。
まあ、ギャンブル論はさておき、ラストはよかった。やはり、アニメでなくては。原作も面白いらしいけど。