空知 さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ストーリーの主軸が何なのか分からない
ロリコンホイホイの成分タグがあるとレビューしづらいなー(笑)
可愛い小学生が出ていて可愛いなとレビューした途端、
「こいつ変態!」
と言われるような雰囲気をあにこれには作りたくないと思ったのでレビューします。
ストーリー構成は、狙った要素の一つでも当ればいいというような焦点の定まらない作品でした。
見始めた当初はタイトルからして「コンビニの行き帰りに車に跳ねられて異世界に行き、酒は旨いし姉ちゃんは綺麗だぁー♪」って作品なんだろ?的な。
が、ストーリーは予想と違い、シリアス方面に行き、その後ごちゃごちゃしてしまいます。
ロリコンならロリコンに徹したほうが良かったのでは?
ある意味、それのほうが潔かったと思います。
バカになりきれない真面目な人が無理して手を出した感が強いなあ。
それが怖いから、{netabare}児童施設とか、申し訳程度に高校生ヒロインのヤキモチを持って来たりしたのでは?{/netabare}
一粒で二度おいしい的なストーリー構成はやめたほうがいい。
ストーリーは、
{netabare}
1.主人公の引きこもりからの他者を救うことによる回復
2.恵まれない小学生3人のバンドの悩み
3.ネットで以前からの友人だったネット絵師とのあれこれ
{/netabare}
がメインなんですけど、どのストーリーも中途半端。
小学生を露骨に性的対象にする描写はセンスがなさすぎです。
エロティシズムというのは対象が何であれ、醸し出すものであって、直裁に描くものではないと僕は思ってます。
{netabare}鹿にまでロリコンがいるのかよ!{/netabare}
という興醒めしてしまう場面がありました。
ここまでくると、レビューの筆を取りたくなる男性がいなくなるだろうなと思うほど。
僕自身は、霞んだ高校生ヒロインとのラブコメ展開があったほうが良かったんですけど。
楽しめる部分もあり、駄作認定はできません。
部分部分のセンスは良いけれど、全体として見た場合はなんかおかしくない?という作品でした。