筒井筒 さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
コミュ障なのか、障碍者なのか?
タイトル通りです。すいません。
しゃべれないって気持ちは、わたしも、よくわかるのですよ。しゃべることがないってのが正しいのかな。日常に表れにくいですけど。
{netabare}
<本編について>
でも、歌にすればしゃべれる。文化祭もミュージカルにすればみんなとやれる。
と、新たな一面を見せると思いきや、最終的に自分でつくって台無しにしてしまう。ここが、病気なんですよ。ハッピーエンドかなと思ったら。
協力した男も、あきれる始末のエンディング。
そんなでも、思ったことを正直にやり遂げれば、なんらかの見返りはあるんじゃないか?と思わせる、たまご王子くん。なんか、終わり方も、その程度の障害なら(私も障碍者です)、やり直すとかじゃなく、日常くらいは返ってくるんじゃないか?「言葉はひとを傷つける!」という主人公の思いがあるなら、救いはあるのかな?
「言葉は人を傷つける!」は、重い言葉ですね。真実かどうか、勢いで使われた放言なのか、それとも、真実なのか?すごく重要に感じます。作風からは、まだ、僕は理解できていないんです。コメントいただければ、ありがたいです。
{/netabare}
それでも、自分で分析して、理解者と思しき人と会話ができたりするような話は、なかなかにいい時間だったと思っています。