退会済のユーザー さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
現代に現れた白き魔女の物語
時代は大戦の渦に巻き込まれていく。
西暦1939年、帝国主義国家ゲルマニア帝国は突如隣国に侵攻を開始した。
侵略の矛先はアルプスの小国エイルシュタット公国にも向こうとしていた。
「女性」「ダブル主人公」の空想戦記ファンタジー物。
ドンパチ激しい戦闘はスパイス。
戦争に魔女というキーがどう生きてくるのか。
それを取り巻く情勢と人物たちの生き方がメインだ。
丁寧な演出、設定、世界観は魅力的でも地味。
派手さにかける物語は泥臭い戦争ものらしい。
戦争、魔法、女性主人公などのワードがピンと来る方はおすすめかもしれない。
自分用メモ
第1話 たたかいのはじまり
{netabare}
第一話の出会い、導入としては弱いかな。
尺を使いすぎで盛り上げ方も演出も弱かった。
{/netabare}
第2話 傷痕と、銃声と
{netabare}
戦闘シーンは良く動く。
魔法ファンタジー要素が万能でないことが示唆されている。(場所、手順が必要)
殺すこと、殺されることへの葛藤はあっても時代(戦争)がそれを良しとしている。
銃身を熱がるなど、地味な演出は好き。
精神論は否定した後に魔女に縋りたいとか言うなよ精神破綻者かよ。
イゼッタが忠義に報いる理由は十分だろう。
パンの一つでも人は人を殺せるのだから。
{/netabare}
第3話 天翔る剣
{netabare}
爆撃におびえる兵士とか地味な演出過ぎてよだれ出るよね。
本当に爆撃が来ると動けないあたりもいい演出だよね。
戦争の描写すべき点は英雄ではなく一人の兵士、そしてその惨さだと。
一方的な制圧に対しイゼッタの「わたしできるとおもいます」のセリフがどう生きてくるか。
陸軍と空軍の確執描写なんて誰が喜ぶんだろうね(大好物)。
地味な戦争描写の対比にイゼッタの無双シーン。
魔法も万能ではないしある程度法則がありイゼッタも命を賭けているのはいいよなぁ。
急に歌うよ。
{/netabare}
第4話 魔女の秘密
{netabare}
魔女の存在を認めて対処するあたり、有能なんだよな。
一人の英雄では「すぐ」には戦争はひっくり返らない。
フィーネの心情。
イゼッタに救い言葉があるのは嬉しいね。
情報戦だ。
力(家名、立場)は守るために使うべきだよね。
白き魔女は裏切りの魔女
(魔法の存在を公開し人に知らしめた、迫害の対象になった理由でもありそう)
イゼッタは理想を求めて
フィーネに深く深い呪いをかけているよね。
{/netabare}
第5話 いつわりの奇跡
{netabare}
ゲルマニア帝国「エイルシュタットはついでだよ」
戦争は物量だ。
ゲルマニア帝国も悪者ではないから仕方ないね。
きちんと物事を分析して現実に落とし込むキャラクターがいるのは良い事だ。
イゼッタの発言にほっこりしてるおっさん二人は良い奴だよ、間違いないね。
眼鏡はあかんね、これは死ぬは。
おっぱいマイクはだれが考案したのか気になるね。
真実と虚偽を交えていく展開は不安と高揚は入り混じっていいね。
{/netabare}
第6話 穏やかな日々に…
{netabare}
スレンダーvsグラマラス。
魔女の存在、それを信じる根底になにがあるのか。
イゼッタ以外の魔女、白き魔女の亡骸でも握っているかね。
椅子の上に立っての発言は生き方そのものだろう。
少女からの報酬は純粋無垢でそのもので戦争で得るには綺麗すぎるよ。
眼鏡は家族を守ろうと魔女を売ろうとしたがこれも正義だ。
国を守ろうとしているジークが立場も正義だろう。
それでも眼鏡は死んでしかるべきだし、手を下したジークは正しい。
{/netabare}
第7話 ソグネフィヨルド海戦
{netabare}
イゼッタにとって姫様が憧れで守るべきものなのがわかる描写はいいね。
フィーネもイゼッタに無茶は言うけど無理は押し付けなし。
ずっと疎まれてた力で。
空中のアクションシーンは見事だよなぁ。
{/netabare}
第8話 残酷なおとぎばなし
{netabare}
昔話の王子や貴族はろくなことしないからきっとこのアニメでもろくなことしてないんだろうなぁ。
「僕はこの国の敵なのに」
戦争に勝てば得られるものが多いと戦争を吹っ掛ける側もかけられる側もわかってるからなぁ。
隊長の体調が……。
動くなではなく撃てよ。
似たような場面で毎回思うよね。
{/netabare}
第9話 ゼルン回廊、燃ゆ
{netabare}
パイがまた食べられるぞー!!
ジークは死ぬな。
対イゼッタ用の兵器、まぁ、投入するよね。
イゼッタの動機に変化。
根底は変わらないけど、渾身の理由が深まるのは戦場に立つ戦士らしくていい。
魔女ゾフィ―の登場、クローンだと視聴者に明かすテンポは嫌いじゃないよ。
帝国が魔女を信じている根拠が明かされた。
圧倒的優位が崩れた。
{/netabare}
第10話 魔女の鉄槌
{netabare}
魔石を持った魔女のちからぱねえ。
ジークが持ってるのも魔石だわこれ。
帝国、元老院の老害どもを排除からの戦争スタート。
これは滅びる国のテンプレ―トですわ。
ゾフィーが帝国に従順なのは寿命の制限があるから。
イゼッタの足が。
帝国が馬鹿な事を始めました。
いいね、滅びる三流の悪役ムーブ嫌いじゃないよ。
地味回
{/netabare}
第11話 フィーネ
{netabare}
ビアンカもイゼッタの事を想って泣いてくれるようになったかぁ。
核弾頭ミサイル。
「二人で始めた事だもん、二人で終わらせなきゃ」
二人が落ちるシーンは素晴らしい。
{/netabare}
第12話 イゼッタ
{netabare}
溜め回、地味回続きで最終回。
戦車が石ころの様に宙を舞う。
色恋の怨念は怖い。
個人としてはゾフィーの復讐には正当性がある。
小娘だからこそイゼッタの想いは強く、ゾフィ―との相対が映える。
そして、提示される魔女、魔法、イゼッタの終末。
{/netabare}