天地人 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
続々私的アニメ感想簿40
花形
「やっと、ここまで辿り着いた・・・今度は阪神の番だ。今度は阪神が、巨人に勝ち尽くしてやる!(それ、進撃の巨人)」
まあ、そんなセリフは当然ありませんが(汗)この作品は、野球アニメの傑作「巨人の星」の主人公、星飛雄馬のライバルである花形満を主役にしたアニメです。
といっても、完全新作ではなく、新作カットもありますが、TVシリーズの映像を花形の視点から再構築したものです。
オープニングも巨人の星のイントロに花形の映像を入れたもので、さしずめ阪神の星(おいっ)といってもいいんじゃないでしょうか。
でも、いかにお金持ちの息子でも、小学生でスポーツカー乗り回しちゃあいけないですよね(笑)
花形
「青い水面に美しく優雅に浮かぶ白鳥は、しかし、その水中に隠れた足で絶え間なく水を掻いている。だからこそ、常に美しく優雅に浮かんでられる。僕はその白鳥であるために、星君、僕は君を打つ!」
今だと恥ずかしくなるようなセリフも、さらっと言ってのける花形(その分、星飛雄馬はバタ臭いんですけど)も、あらためて観ると強烈なキャラクターでしたね。
独特の花形語録のカッコ良さに当時はしびれてましたけど、まさか彼を主人公にした作品が、再編集とはいえ、作られるなんて思ってもいませんでした。
でも、花形と姉の明子の結婚式に、飛雄馬が正装で参加したシーンは、元のアニメ版は電報のにで参加しなかったはずなので、あれっ?って思いました。
天地人
「こういう、別視点での再編集ってのも面白かったな(待つんだ!)はいっ?」
花形
「天地人君、次を書きたまえ。君がどんなにネタに包まれた投稿をしようと一枚ずつ剥がしていくつもりだ。勝負だ、天地人君!(えっ、ええ~っ)」