ダイヤソー さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.5
作画 : 1.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:今観てる
面白いけど・・・問題が多いw
淡い青春模様が描かれているアニメ。「月がきれい」とはまた違ったモヤモヤ感があって私は大好きです。
ただ作画が微妙というか、動きもぎこちなくて本当にもったいないアニメ。キャラやシナリオは良いんだから、しっかり作りこんでほしかった。これが無ければもっと評価も高くなっていたと思います。
ここからは6話まで見た感想とちょっとした考察。
夏目が「あの日から宿題終わったみたいにスッキリしてて」といった"あの日"って何を指しているのかとにかく気になる。
普通に考えれば相馬が森川に告った日なんだろうけど、その日の夜に瑛太から「受験を理由に逃げてるだけ」と言われた時の感情の揺れ方を見る限りでは、告った日は"あの日"ではない気がする。
となると、バスの中で瑛太に"あの日もごめん"と言った日という可能性もある。バスに乗り込んで瑛太に話しかける夏目は妙に晴れ晴れしい感じだったしね。
でも一番可能性が高いのは、友達から恋愛成就のお守りを貰った日。
そのお守りを見つめながら瑛太の言葉を思い返していた夏目は「ごめん、先帰ってて」と瑛太のいる準備室に向かったけど、きっと恋愛成就のお守りを貰って真っ先に頭に浮かんできたのが瑛太だったから、自分の中で相馬への想いはスッキリしていると自覚したんじゃないだろうか。
きっと瑛太に謝った上で、自分の中で相馬に対する恋は終わったのだとちゃんと伝えたかったんじゃないかな。
だからといってこの時点で瑛太を好きになっているとは思えないけど、瑛太の事が気になっているのは間違いない。
5話の時に瑛太と偶然会ったバス停で夏目は座って本を読んでいたけど、バスに乗り込む男子学生を振りかって確認したり、なぜかバスに乗り込まなかったりと、明らかに瑛太を待っている様子だったし、小宮をおんぶする瑛太を見て「なんで...」と呟いた時の悲し気な表情。
きっと夏目は初詣の帰りの発言で瑛太がもしかしたら自分の事を好きだったんじゃないかと気にし始めていて、それと同時に瑛太の事ばかりを考えるようになっているというかんじなんじゃないかな。
何となく誰一人くっつかずに終わるような感じがしているけど、それはそれで予定調和の無い青春アニメっぽくてあり!
何にせよ7話以降が気になる!
てか声優特別編とかなめとんのか(笑)
完走したけど、最後が兎に角最悪過ぎて全て台無しにしちゃった感じかな。
告白を掛けた勝負に勝ってホームラン打って走っていったのに告白場所に遅刻。ラインの時間を見る限りホームラン打つまでに3時間くらいかかったって事?ほんと意味不明。
恐らく作画もところどころ崩壊してて声優さん出演の特別回があったことからも1話分カットする羽目なってると思うから、そのせいで話を端折ってるんだろうと思うけど、それにしても酷いラストだった。