ようす さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
あの日の約束を果たすために…。英雄が、再び立ち上がる。
ソードアート・オンライン劇場版。
時系列としては、
テレビシリーズの1期・2期の後になっています。
なので、
先に2期まで見てから劇場版を見ることをおすすめします^^
120分ほどの作品です。
● ストーリー
AR(拡張現実)が生活に浸透し始めた社会。
“オーグマー”と呼ばれる機械に対応したゲーム。
それが、<ARMMO-RPG>“オーディナル・スケール”。
現実を拡張したバトルフィールドに魅了されるプレイヤーたち。
しかし、アインクラッドのボスが出現するなど、
異変が起こっていく。
オーディナル・スケールに隠された陰謀とは…?
これまでのSAOでは、
VR型のゲームが主流でした。
これは、バーチャル世界にダイブして、
ゲーム世界を楽しむタイプです。
しかし今回のAR型は、
現実世界にバーチャルが出現する手法です。
言葉だと違いがよくわからなかったけど、
見ていると「あ、ポケモンGOか。」と納得w
ポケモンGOのCM、
あれこそARが本格的に実現した姿なのですね。
現実の世界でゲームを起動すると、
プレイヤーは装備を身につけ、現実の肉体を動かして相手と戦う。
これまでと違ったバーチャル世界に、
主人公のキリト君は乗り気ではなかったですが、
事件にアスナが巻き込まれたことでそうも言ってられなくて…。
この劇場版は、
SAOの原作者である川原礫先生による新作書下ろしというだけあって、
原作ともしっかりつながっているし、
設定に大きな欠陥もないし、
何よりおもしろかった!
主要キャラも総活躍で、
ファンにとって十分満足のいく作品となっていたと思います。
私も、SAOは原作を読むほど好きな作品ですが、
その大きな理由がキリトの存在なのですよねー。
キリトかっこよくて大好き♪
だからこそ、
SAOでは唯一好きになれないところがあります。
それが、キリトとアスナの関係です。
まさに嫉妬というやつですww
私はまだアスナをキリトのパートナーとして認めていない(# ゚Д゚)
なのに…
今回、キリトとアスナ、いちゃいちゃしすぎじゃない?(´;ω;`)
これもSAOの魅力のひとつだというのもわかるのですが、
私にはどうしても受け入れられない…。
好きなキャラがいちゃいちゃしていて心落ち着かないなんて、
この作品だけなのですけどねー(;^ω^)キリトは特別
SAOのアニメで楽しみなのは、
キリトの活躍を楽しむことと、
キリト(cv.松岡禎丞)の声に癒されること。
そこを純粋に楽しみたかったのに…
終始嫉妬がうずまいて、見ているのつらかったですw
アスナそこ代われ(# ゚Д゚)と何度思ったかw
でも、戦うアスナはすごくかっこよかった。
色仕掛けなシーンがなければ、
アスナのこともっと好きになれたと思う…。笑
● キャラクター
改めて、キリトの魅力について考えてみた。
(↑「どんだけ好きやねん。」と自分にツッコミたいw)
のほほんとしたやる気のないところや、
一歩引いてみんなを見守っているクールっぽいところもいい(*´Д`)
何かに囚われているかのように死に物狂いになるところは、
アインクラッド編を思い出します。
これもまた、
キリトの魅力だと思います。
大切な何かをかけて、
狂気的になる。
キリトの人間らしさが浮かび上がるというか、
手に入れたいもののためにもがいている姿を、応援したくなるのです。
今回はそれがアスナのためだったところは、
気にくわないけれども チッ(・д・)
今回のゲストヒロインは、
謎の歌姫・ユナ。
アナ雪見てから神田沙也加さんの演技好きなので、
このキャスティングは嬉しかった♪
もちろん、歌もよかったです^^
● 作画
特にバトルシーンはこれでもか!というほど、
スピード感たっぷりによく動いていて、圧巻でした。
大きなスクリーンで見たらもっと迫力あっただろうなー。
劇場で見なかったことを惜しく思いました。
● 音楽
【 主題歌「Catch the Moment」/ LiSA 】
SAOにLiSAの主題歌はよく合う♪
かっこいい曲調と力強い歌声。
今回の曲も、お気に入りです^^
ゲストヒロインが歌姫なので、
挿入歌も充実していました♪
私は「longing」が印象深いです。
曲によるバトルシーンの盛り上げには
テンション上がりました♪
このどこかやるせない雰囲気の曲、
SAOらしくて好きだなー^^
● まとめ
好きなシリーズの劇場版が、
期待以上に面白かったというのは、すごく嬉しい♪
3期も決定しているし、
しばらく楽しみが続くわ~♪
かっこいいキリトに期待です♪