天地人 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
シンSFスーパー英雄(?)列伝50
インディペンデント映像作品の登竜門、第1回下北沢映画祭のグランプリ作品なんですが、何とも不思議な感じのアニメです。
上から降り注ぐ何か(雨?)の中を現われては消え、また別の位置に現われては消える少女。
伊賀電
「おのれ、マドー。赤射~っ」
ナレーション
「宇宙刑事シャリバンはわずか1ミリ秒で赤射蒸着を完了する。では、赤射プロセスをもう一度見てみよう。」
「赤射ぁ~ッ!」
「 灼熱の太陽エネルギーが、グランドバースの増幅システムに(中略)シャリバンに赤射蒸着されるのだ!(とぉ~っ)」
いや、この映像って宇宙刑事観てた方は、やっぱり幻夢界や不思議時空を連想してしまうんじゃないですかね(汗)
その少女(恐らく高校生)を眺める女子高生(多分)に気付き、手を振る彼女の前に現われるヘリ
で、このヘリですが、後でも比喩的に出てくるんですよね。
どやら米軍のヘリを暗示させてるようなんですが、その後、場面は病室でベットにいる彼女に変わります。
この映像は彼女の過去なのか、それとも夢なのか?
疾走する彼女(何となく例の決めポーズで走る聖闘士にも見えますが、ちょっと違うんですよね)岩にぶつかり幽体離脱(byたっち 違)するなど場面はめまぐるしく変転します。
スピード感はかなりのものですが、観た人によっていろいろな解釈が出来る作品と言えるのではないでしょうか。
えっ、自分ですか?そうですね。自分にとってはタイトルの向ヶ丘千里はただ見つめていたのだったではなく、天地人はただ見つめていたアニメでしたね(おいおい)