インド人を右に さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
超健全なスポ根アニメ
おもしろいです。キャラがエロかわいくて画面が華やかですが、それ以上にストーリーの展開が熱い。音楽・演出も相まって毎度クライマックスの盛り上がりがスゴイです。
麻雀のルールは知っていたほうがより楽しめると思いますが、知らなくても演出で優勢なのかピンチなのかはわかるので大丈夫です。多分。
本作は発想の勝利といって良いほど世界観設定が秀逸。麻雀を題材にしたマンガはいろいろとありますが、ストーリーを盛り上げるために麻雀の勝ち負けが生死につながるような陰鬱な設定のものが多い中、本作は麻雀のインターハイ大会が(野球の甲子園のように)公式に行われる世界設定にすることで、「大会で勝つために麻雀をする」健全なスポ根アニメになってます。(※)
前半の丁寧なストーリー運びも良いですが、やはり中盤で大会が始まってからが真骨頂。大会では各校からさまざまな選手が、それぞれの想いをもって競い合います。凡人、秀才、天才、そして化物。皆その才能に差はあれど、全員が優勝を目指してひたむきに前向きに競い合う姿は心打たれます。
全編通して、(結果的に)邪悪な存在や陰鬱な展開がなく、
視聴後はなんだか前向きな気持ちになるのでオススメです。
一番好きなシーンは「出直してきな!」です。
阿知賀編、全国編も観ようと思います。
※似たような世界観や設定は、戦車を題材にした『ガルパン』もそうですね。ガルパン好きの方にはオススメです。(更に女子の部にすることで女の子だらけなところも一緒だなー)